Netflix映画『This is I』はるな愛の“夢”をかなえたMIQシーンの裏側

“エアあやや”のパフォーマンスで一世を風靡したタレント・はるな愛の半生をベースに描くNetflix映画『This is I』。新星・望月春希を主演に迎え、アイドルを夢見る主人公と一人の医師の運命的な出会いを描く本作では、はるなの人生の節目となったイベントが、“エア”ミュージカルとして映像化されている。Netflixの公式資料によると、そのクライマックスともいえる場面では、はるなの夢をかなえる粋な演出があった。
【画像】ため息が出る美しさ『This is I』望月春希メイキングカット
幼い頃からアイドルに憧れる主人公・アイ(望月春希)とかつて患者を救えなかったことに悩む医師・和田耕治(斎藤工)。『This is I』は、やがて命さえ預け合うことになる2人の強い絆を、時代を彩ったヒットソング、心躍るダンスと共にカラフルに描き出す。二人の生き方を記した著書、はるな愛「素晴らしき、この人生」(講談社)と、和田耕治・深町公美子「性同一性障害を救った医師の物語」(方丈社)を参考に『Winny』の松本優作監督が映画化した。
松本監督は、作品の根幹となるダンスシーンにも徹底してこだわったといい、公式インタビューで「妥協したくなかったので、納得がいくまで撮りました」と証言。主演の望月も、もともとダンスは得意だったというが、本作のために本格的なレッスンを受けて撮影に挑んだ。
“エアあやや”のパフォーマンスも、はるなの直接指導も受けて徹底再現。Netflixの公式メイキング映像では、アイが初めて“エアあやや”をパフォーマンスするシーンの撮影現場に、はるな本人が訪れていたことが明かされている。
そして、作品のクライマックスとなる、MIQ(ミスインターナショナルクイーン)のシーンでは、本場タイの大会をリサーチしてステージを忠実に再現。ここでもはるなは撮影現場を訪れていたが、アイが松田聖子の「夏の扉」のパフォーマンスを披露する場面に号泣。実は実際のMIQでこのようなシーンはなかったが、大好きな「夏の扉」を披露するのが夢でもあったといい、はるなの夢をかなえる場面となった。
華やかなMIQシーンの“舞台裏”も撮影は壮絶なものだったという。冒頭に登場する控室の様子を追う場面は、1シーン1カットの長回しのため、演者とスタッフの息が合わないと成立しない。公式資料によると、撮影途中でカメラが故障するハプニングにも見舞われたといい、13テイク目でようやくOK。その瞬間、キャストや約100名の外国人エキストラから大歓声が巻き起こり、現場はお祭り騒ぎだったという。
Netflix映画『This is I』独占配信中


