「風、薫る」見上愛、役づくりで書道&長刀の稽古 朝ドラ主人公「楽しみな気持ちと緊張でいっぱい」

30日に初回放送を迎えた連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)で、主人公・一ノ瀬りんを演じる見上愛が、朝ドラ主演を務める心境、キャラクターの演じ方について語った。
「風、薫る」は、文明開化が急速に進む明治時代に看護の世界へ飛び込んだ、二人のナースの冒険物語。栃木や東京を舞台にしたオリジナル作品で、原案は田中ひかる氏の著書「明治のナイチンゲール 大関和物語」。実在した大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんをモチーフにしながらも、傷ついた人々を守るために“バディ”として奮闘する二人の主人公と、その仲間たちの姿をフィクションとして描く。
一ノ瀬りんは、栃木県那須地域の山すその町で、元家老の家に長女として生まれる。物心ついた頃には一家は帰農していて、細やかではあるが不自由のない暮らしに幸せを感じていた。「己の良心に恥じないか」が判断基準。育ちは良いが視野が狭くなりがち。いざという時に潔く思い切った行動力がある。
ーー「風、薫る」の主人公となった心境
“朝ドラ”は、学校や仕事に行く前や朝の準備をするせわしない合間に毎日15分のドラマを見て「私も一日がんばろう!」と背中を押してくれるような存在なのではないかと感じていました。
そんなドラマに出演することができるのはとてもうれしいことだと思っています。
半年間もの期間、月曜から金曜まで毎日放送しているドラマなんて日本では他にないですもんね。
人の人生を長く濃く描いていくことになるので明るいお話ばかりではないですが、そんな中に少しでも生きる希望や一日をがんばるきっかけみたいなものがあって、それを毎朝見てくださる皆さんにお届けすることができたらいいなと思っています。
放送が近づくにつれ緊張感はだいぶ高まりましたし、どんな映像になっているのか楽しみな気持ちと緊張でいっぱいになりました。
ーー一ノ瀬りんの演じ方について
りんは、生まれは武家の娘なので芯が強くまっすぐに伸び伸びと育ってきた子で、とても素直な喜怒哀楽の感情を持っています。マイペースではありますが心根が優しく、人のことを常に考えて生きている女性なので、困っている人に手を差し伸べられなかったという出来事が、りんが看護婦を目指す重要なきっかけになっています。
クランクインするまでに8か月の期間があったので所作や書道や長刀(なぎなた)などのさまざまなお稽古をしました。
それらの積み重ねの中で少しずつりんというキャラクターができてきたように思いますし、実際にお芝居をするなかでは、そのときの環境やお芝居相手の方から感じるものを繊細に受け取りながら演じるようにしています。
脚本が示しているりんというキャラクターをスタッフの皆さんと歩みよりながら、丁寧に少しずつ作っていけたらと日々撮影しています。


