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「風、薫る」上坂樹里、悔しかった最終オーディション「役とリンクしていた」演出家の言葉に感謝

上坂樹里が演じる大家直美
上坂樹里が演じる大家直美 - (C)NHK

 30日に初回放送を迎えた連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)で、もうひとりの主人公・大家直美を演じる上坂樹里が、朝ドラオーディション当時の心境を明かした。

【画像】「風、薫る」キャスト・相関図を一挙紹介!

 「風、薫る」は、文明開化が急速に進む明治時代に看護の世界へ飛び込んだ、二人のナースの冒険物語。栃木や東京を舞台にしたオリジナル作品で、原案は田中ひかる氏の著書「明治のナイチンゲール 大関和物語」。実在した大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんをモチーフにしながらも、傷ついた人々を守るために“バディ”として奮闘する二人の主人公と、その仲間たちの姿をフィクションとして描く。

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 直美は、生後まもなく親に捨てられ、キリスト教の牧師に育てられた。教会を転々としてきたので「家族」と呼べる存在はいない。直美にとって信じられるのは自分の力と運。
恥などいくらかいてもかまわない。プライドなど役に立たない暮らしだったため、目的のためには多少のうそやズルをもいとわない柔軟さとしたたかさがある。

(C)NHK

ーー「風、薫る」主人公に決まった時の心境

私は主人公として“朝ドラ”に出演することを俳優として一番の夢だと言い続けていたので、主人公に決まったと聞いたとき最初は理解ができないくらい驚きましたし、「こんな幸せなことがあっていいのだろうか……」と思いました。
ただ、オーディションでの手応えは一切感じませんでした。正解が分からず進んでいくなかであまりにも緊張してしまってうまくいかず、最終オーディションが終わった後はすごく悔しくて。
いつもはそんなことをマネージャーさんに言わないのですが「悔しかったです」とおもわず伝えてしまいました。
それが、驚くことに主人公に決めていただき、後日演出の方とお話ししたときに「お芝居がナチュラルでうちに秘めた強さが今回の役とリンクしていた」と言っていただけたんです。
自分ではダメダメだと思っていた演技を評価していただいたとわかり、本当にうれしい言葉でした。

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ーー大家直美の演じ方について

直美は人間味あふれる女性です。小さいころに親から捨てられ教会で育ったので、生きることにとても貪欲で生きるためならプライドを捨ててなんでもする覚悟で過ごしている強い子です。
人と接するときに正直になれない不器用さや、かわいらしい優しさもあり、いろんな顔を持っているところが魅力的だと思っています。
自分とかけ離れている役ではあるので、今でも怒りや強さの表情をどうすればいいかが難しく迷うこともありますが、すぐに演出の方とお話をさせていただける環境があるので本当にありがたいです。
そして、迷って考える時間もすごく楽しくて、一つ一つのシーンを大切にして全力でお芝居できたらと思っています。
今は当たり前にある看護という職業がなかった時代に、その道を切り開いた大家直美という役と長い期間を二人三脚で生活できることは幸せなことだと思いますので、今後の自分にどんな変化が起きるのかとても楽しみにしています。

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