次期朝ドラ「ブラッサム」語りは三條雅幸アナ!ポスタービジュアル公開&タイトル映像監督決定

石橋静河が主演を務める2026年度後期放送の連続テレビ小説「ブラッサム」(9月28日放送開始)の語りを、NHKアナウンサーの三條雅幸が務めることが7日、明らかになった。あわせて、ポスタービジュアルが公開。タイトル映像の監督を、映画『僕はイエス様が嫌い』『ぼくのお日さま』などの映画監督・奥山大史が担当することも発表された。
連続テレビ小説第115作となる「ブラッサム」は、明治・大正・昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした葉野珠の物語。苦難の中でも「幸せのかけら」を見つけ、常に前に進むことで人々の背中を押し続けた生涯を描く。主題歌はYOASOBI、主題歌の原作小説を綿矢りさが書き下ろした。
語りを務める三條雅幸アナウンサーは、「10年前、当時のヒロイン発表会見を報道番組のリポーターとして取材していました。「いつか朝ドラとのご縁が芽吹けばいいなぁ」と、かすかに願ったことを覚えています。子どものころから朝ドラが好きで、せりふを真似て遊んだこともありました。今は「こんなことってあるんだなぁ」と、胸がじんわりしています。石橋静河さんはじめ、多彩なキャストの皆さんが紡ぐ『ブラッサム』。多くの人のもとへ咲き広がることを願いながら、心を尽くしてまいります」と意気込みを語っている。
公開されたポスタービジュアルは、デザインを矢後直規、撮影を石田真澄が担当。ヘアメイクデザイン・メイクを「ブラッサム」で人物デザイン監修を務めるUDAが手がけた。制作統括の村山峻平は以下のようにコメントを寄せた。
「今回発表したポスタービジュアルは、「ブラッサム」の舞台・岩国の象徴とも言える錦帯橋のすぐ脇の桜並木で、早朝の春霞(はるがすみ)の幻想的な雰囲気の中、撮影されたものです。モデルとなった宇野千代さんの故郷の地で、UDA さんを中心にチームで作り上げた主人公・葉野珠の姿が、石田さんが向けるカメラのシャッター音とともに、空から降り注ぐ光と錦川の水面から反射する光に包まれる光景はとても印象的でした。その表情は、「まだ何者でもない主人公」が一歩前に踏み出す瞬間のさまざまな感情に満ちています。そして、毎朝の放送で流れるタイトル映像を奥山さんに担当していただくことになりました。「咲き誇れ」というドラマのコンセプトに真摯(しんし)に向き合ってくださり、知らず知らずのうちに一歩また一歩と踏み出してしまうような、主人公・珠の心の栄養にもつながるアイデアあふれる映像になっています。タイトル映像とポスタービジュアルとともに、主人公・珠の成長の一日一日を視聴者の皆様に温かく見守っていただけたらと願っています。撮影現場も「ブラッサム」の放送をお届けできる日が近づいてきて、緊張感と高揚感で湧き立っています」
矢後直規(ポスタービジュアルデザイン)、石田真澄(ポスタービジュアル撮影)、UDA(人物デザイン監修)、奥山大史(タイトル映像)、佐藤玲衣(ポスタービジュアル・タイトル映像ディレクター)のコメント全文は下記の通り。
ポスタービジュアルデザイン:矢後直規(やごなおのり)
あの時はずっと雨が降っていて、前日の下見では思っていたよりも寒く、まだ春が来る少し手前なのではないかと、みんなが感じていました。撮影当日も曇り空で、晴れを期待しながらも、この天候だからこそ成立する写真を頭のどこかで考えていた気がします。ところが撮影が始まると、雲が太陽を避けるように流れ、今まで体験したことのない不思議な「晴れ」が訪れました。景色はやわらかく明るくなり、桜や草木が季節の訪れを教えてくれているようで、まるで春が始まる瞬間に立ち会ったようでした。このポスタービジュアルには、その春の始まりが映っていて、桜を見上げる石橋さんの瞳には、その少し先の春が映っていました。それはまさに、葉野珠の人生が静かに動き始める、物語のスタートにふさわしい一枚になったと思います。
ポスタービジュアル撮影:石田真澄(いしだますみ)
“隣にいる珠ちゃん”という言葉のもと、錦帯橋と満開の桜に囲まれながらポスタービジュアルを撮影しました。朝陽を浴びて優しく透ける桜の花びらのように、瞳や肌がふんわりと光をまとった珠ちゃんの横顔を、今でも鮮明に思い出すことができます。光を集める人なんだと思いました。愚直に、そして魅力的に生きる珠ちゃんを、見守るというよりも、眩しい存在として見つめ続けていきたいです。
人物デザイン監修:UDA(うだ)
今回、人物デザイン監修を担当させていただく『ブラッサム』は、作家・宇野千代さんをモデルに描いた物語です。主人公の葉野珠さんは、明治・大正・昭和という三つの時代を生き、さまざまな困難と向き合い、しなやかに鮮やかに乗り越え、多くの女性に、自らの人生と文学を通して、自分らしく生きることの大切さ、一歩を踏み出す勇気、そして、乗り換えた先にある本当の幸せを伝えようとする、瑞々しい女性です。現代の感覚からすれば、驚くような生き方に感じるところもあるかもしれませんが、今の時代だからこそ自分の心の奥にある本当の声に耳を傾けながら、珠さんの生き様を見守っていただければ、皆さんにとって何か生きるヒントや勇気につながる支えになるかもしれません。明治の女学生、大正ロマン、アールデコといった時代を背景に、珠さんの人物デザインをする上で、昔の物語にならないよう、キャラクターの性格を踏まえながらも、現代の感覚を少しずつ薄い皮膜としてかけています。キャラクターのチャーミングさにも是非注目していただけたら。そして、この『ブラッサム』という物語を通し、宇野千代さんが実際に言っていた「花咲婆さんになりたい!」という願いを、珠がどのように体現していくのかを感じていただけたらと思います。その姿が、皆さん一人一人が自分の花を咲かせるきっかけになったらとても嬉しいです。
タイトル映像:奥山大史(おくやまひろし)
「私は花咲婆さんになりたい」そう繰り返し綴っていた宇野千代さんの夢を、主人公である葉野珠さんが叶えるような映像にしたい、と考え始めました。とはいえどんな構成にしたら良いのだろう、と具体を悩んでいたところ、YOASOBI さんによる楽曲が届き、ぐっと撮るべき景色が見えてきました。撮影は瀧本幹也さん。自然の息吹と珠さんの笑顔を生き生きと映し出してくださいました。振付は辻本知彦さん(※辻=1点しんにょうが正式表記)。誰もがつい真似したくなる愛おしい踊りが登場します。お二人をはじめとする妥協を知らないスタッフの皆さんと、石橋静河さんの力によって、素晴らしいタイトル映像が完成しました。ぜひ放送を楽しみにしていただけたら嬉しいです」
ポスタービジュアル・タイトル映像担当:佐藤玲衣(さとうれい)ディレクター
珠さんの目には、いったいどんな景色がうつっているんだろう…その視線の先を、隣で一緒に見てみたくなる、そんなポスタービジュアルになったと感じています。制作にあたっては、「今この瞬間にしかいない珠さん」を捉えたいという思いで、撮影を石田真澄さんにお願いしました。日々表情を変える桜のように、一瞬一瞬を夢中で生きる珠さんの姿を、矢後さんと石田さんが形にしてくださいました。今後は今回のビジュアルに加え、物語とともに歩みを進める珠さんを映した新たなビジュアルもお届けする予定です。そして、タイトル映像は、その日の物語や見てくださる方々の心情によって表情を変え、日々伴走していくような時間を目指して、奥山さんに監督をお願いしました。奥山さんが紡いだ“花咲か珠さん”の姿には、勇気をもらえる瞬間もあれば、「そのままでいいよ」とそっと語りかけてもらえるような…不思議な力があります。ぜひ楽しみにお待ちいただければうれしいです。



