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中島歩、「豊臣兄弟!」信長密談乱入の裏側振り返る 「セリフ以外で心情表現」

中島歩演じる浅井長政
中島歩演じる浅井長政 - (C)NHK

 仲野太賀主演による大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほかで放送中)で浅井長政を演じる中島歩が、29日放送・第12回の織田信長(小栗旬)、長政の父・久政(榎木孝明)らとの緊迫のシーンを振り返った。

【画像】市と浅井長政がラブラブ!第11回

 浅井長政は、義に厚く知勇に優れた青年武将。織田家と同盟を結び、その証しとして信長の妹・お市(宮崎あおい※崎=たつさき)を妻に迎え、茶々・初・江の三姉妹をもうける。やがて将軍・足利義昭(尾上右近)を奉じて上洛を果たした信長が越前の朝倉義景(鶴見辰吾)と対立すると、朝倉方に味方して義兄の信長に反旗を翻す……という役どころ。

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 本作で描かれる浅井長政の印象について「台本を読んで、今作の長政について感じたのは、「本当にいい人だな」ということ。誠実な人間であるがゆえに、つらい思いをし続けてきたのだろうとも思いました」と語る中島。これまではなじみがなかったといい、「正直、僕は歴史にはあまり詳しくなく、長政についても最初は「浅井」を「あさい」と読んでしまったくらいなじみがありません。だからこそ、演じるにあたっては失礼のないよう長政さんのお墓に足を運び、今、自分がどんな思いで長政という役に向き合おうとしているのかをお伝えしてきました。内容は少し恥ずかしいので、秘密にさせてください(笑)」と役へのアプローチに触れる。

 前回・第11回では、長政の妻・お市への深い愛が話題に。織田家のために人質となる政略結婚と割り切っていた市。しかし長政は市に惜しみない愛情を注ぎ、市が兄・信長からもらった京土産の手鏡が燃やされそうになると、自ら火中に手を突っ込み、やけどを負った。

 中島は、何より大切にしたいこととして「妻・市との関係性」を挙げ、「彼女を愛し、しっかり守り抜きたいという思いが、長政にとって大きなモチベーションになっています。個人的には宮崎あおいさんのファンでもあるので、その気持ちも込めつつ(笑)、真摯にお芝居に向き合っています」と話す。

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 クランクインで最初に撮影したのが第12回で、長政が父・久政と朝倉景鏡(池内万作)と密談しているところに信長が姿を現すシーン。「浅井家の動きを信長に怪しまれている緊張感のある場面で、セリフ以外の表現で長政の心情をしっかり見せなければいけないと感じました。時代劇ならではの所作があるので、どうしても動きが制限されてしまいますが、このシーンでは先輩方のお芝居を間近で拝見し、とても勉強になりました。特に榎木さんの視線や間の取り方はすばらしく、視線の動かし方ひとつで警戒心を表現されていて。本当に刺激をもらいました」と収録を振り返る。

 大河ドラマへの出演は2021年放送の「青天を衝け」以来2度目、5年ぶり。あらためて、本作への出演オファーを受けた心境を「以前から尊敬している仲野太賀さん、池松壮亮さんが出演する大河ドラマの世界にぜひ入りたいと思っていたところに、オファーをいただけたので本当にうれしかったです」と振り返り、主演の仲野について「太賀君は、「こんな親しみやすい人がいるんだ」と思わせてくれる俳優さん」と語る中島。

 「これまで共演経験はなく、特別に親しい間柄というわけでもないのですが、勝手にずっと応援していました。同じ俳優として、太賀君が多くの人に愛される存在になっていくことが、なぜか自分のことのようにうれしいんです。自然と応援したくなる方だと思います。そして池松(壮亮)君は、やはりすごい表現力を持っている俳優さんです。「これは自分にはできないな」と、圧倒される芝居をこれまで何度も目の当たりにしてきたので、強く尊敬しています」と仲野、池松に大いに刺激を受けている様子だ。(石川友里恵)

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