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映画『スーパーマリオギャラクシー』フォックスの声は俳優からの直談判で決定「まさに天からの贈り物」

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』フォックスのビジュアル(画像は米公式Instagramのスクリーンショット)
『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』フォックスのビジュアル(画像は米公式Instagramのスクリーンショット)

 映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』(4月24日全国公開)でフォックス・マクラウドの声を担当するグレン・パウエルの起用は、本人からの直談判がきっかけだったという。任天堂の宮本茂代表取締役フェローとイルミネーションのクリス・メレダンドリCEOが、米Forbesに明かした。

 フォックス・マクラウドは、1993年発売のスーパーファミコン用ソフト「スターフォックス」で初登場したキャラクター。やとわれ遊撃隊「スターフォックス」の若きリーダーで、戦闘機アーウィンの操縦はもちろん、格闘術を駆使した近接戦も得意とする。

 クリス曰く、前作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の世界的成功を受け、俳優たちからの売り込み電話がイルミネーションに殺到するようになったという。「スターフォックス」シリーズを愛してやまないグレンも、その一人だった。

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 「1作目が完成した後、任天堂作品に関わりたいという並々ならぬ信念と情熱を持った俳優から電話がありました。その1人がグレン・パウエルです。彼は、自分がどれほど深くフォックス・マクラウドを愛しているかを伝えてくれました。彼の夢は、いつか『スターフォックス』の映画に出演することだったんです」

 任天堂とフォックス参戦について話し合っていたクリスは、グレンを声優として起用することを決め、本人に電話したという。「グレンには『君と話したいことがある。ただし、極秘事項だ。誰にも話してはいけない』と伝えました。彼はフォックスにふさわしい姿勢を持っており、役に完璧にフィットしていると感じました。まさに天からの贈り物のような出来事でした」と起用経緯を明かした。

 また、宮本は「任天堂は基本的にIPを混ぜることは避ける傾向にあります」としながら、「スターフォックスの生みの親として、今作が宇宙を舞台にしていることから、私自身がそれを見てみたいと思いました」とフォックス登場について言及。「社内では相当な反発があるだろうとも予想しました。ですから、提案を受けた後、関係各所に連絡を取り、社内でロビー活動を開始しました(笑)。ところが、意外にも多くの人が大きな可能性を感じてくれました」と冗談を交えながら語っている。

 ちなみに、今作から本格登場するヨッシー役のドナルド・グローヴァーも、自ら任天堂とイルミネーションに売り込みをかけた人物だ。「彼は『任天堂の映画に何らかの形で関わらせてほしい』と言ってきました。私たちは俳優・クリエイターとして彼のことをリスペクトしています。話し合いの場を設けると、彼は『最高に素晴らしいヨッシーを演じてみせるよ』と言ってくれました」とクリスは振り返っている。(編集部・倉本拓弥)

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