ジョージ・ルーカスの構想を形に『スター・ウォーズ』ダース・モール主人公の最新アニメ配信開始

『スター・ウォーズ』シリーズ屈指の人気を誇る悪役、ダース・モールの知られざる姿を描くアニメーション最新作「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」が、4月6日からディズニープラスで配信開始となった。本作は『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカスが考案したアイデアのひとつを、ルーカスフィルムの社長兼CCO(最高クリエイティブ責任者)であるデイヴ・フィローニが形にした物語だという。
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『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)に登場したダース・モールは、パルパティーン皇帝ことダース・シディアスに訓練されたシスの戦士。クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービという2人のジェダイを相手に死闘を繰り広げ、そのビジュアルと圧倒的な戦闘能力で強烈な印象を残した。アニメーションシリーズで彼のその後を描いてきたフィローニは、そんな彼を主人公に描く最新作が、ルーカスとの話し合いから生まれたと明かす。
「ジョージとは長年にわたってモールの今後について話し合ってきて、ジョージの考える構想も聞いていました。本作は、ジョージがもともと考えていたモールの物語からそのアイデアのひとつをようやく形にできた作品です」
『ファントム・メナス』でクワイ=ガンを倒すも、オビ=ワンによって下半身を落とされ命を落としたと思われたモール。アニメ「クローン・ウォーズ」では、彼の生存と衝撃の復活の物語が展開、オビ=ワンへの復讐を企て、惑星マンダロアの統治者を殺して乗っ取ろうとするなど、戦いの日々が描かれた。
モールの“その後”を描く最新作「シャドウ・ロード」で監督を務めたブラッド・ラウは、ルーカスの構想を実現するべく、製作総指揮を務めるデイヴと話し合いを重ねたという。「デイヴが最初から言っていたのは、帝国が台頭していく中でモールは何をしていたのか? 復讐を企てていたのか? など、モールの空白期間をどう描くのかという話でした。『ファントム・メナス』ではたった2行しかセリフがないので、モールには謎めいた魅力がありました。だからある程度のミステリアスさは残しながら、今こそ彼の新たな一面を描く時だと思いました」
本作の舞台は「クローン・ウォーズ」の直後、ジェダイ・オーダーが崩壊し銀河帝国の支配が始まった暗黒の時代。師であったシス卿のダース・シディアスに見捨てられ帝国への憎悪に燃えるモールは、帝国の影響が及ばず犯罪組織とギャングが蔓延る惑星ジャニックスで自らの悪の組織を築こうと画策。そんな中銀河の現状に絶望した若きパダワンのデヴォンに出会い、己の復讐を果たすために“弟子”として引き込もうとする。
そんな本作で描かれるモールについて、「クローン・ウォーズ」以降、モールのオリジナル版声優を務めているサム・ウィットワーは「これまでの力任せな方法じゃなくて、言葉で人を動かしたり、駆け引きしたりすることを覚え始めています。そしてパルパティーンとは違い、時には悪い知らせも聞くべきだということを学んでいます。モールはトップに君臨することの真の意味を理解しつつあるのです」とその変化に言及している。
「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」は毎週2話ずつ(全10話)ディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)で日米同時独占配信


