アルテミスIIの宇宙飛行士たち、出発前に『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を鑑賞し絶賛

有人月探査ミッション「アルテミスII」の宇宙飛行士4人は、感染症リスクを抑えることを目的としたミッション前の地球での隔離期間中、ライアン・ゴズリング主演SF映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(公開中)を鑑賞していたという。ミッションに出ている4人宇宙飛行士のうちの1人であるジェレミー・ハンセンが、宇宙からのライブインタビューで明かした。
【画像】実際に建設されたセットもすごい!『プロジェクト・ヘイル・メアリー』フォトギャラリー
『オデッセイ』の原作者アンディ・ウィアーのSF小説を基に、地球を救う重大任務のために宇宙船に乗せられた中学校教師グレース(ライアン)の姿を描いた同作。公開3週目で世界興行収入4億2,165万153ドル(約657億円)を突破する大ヒットとなっている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル160円計算)
ジェレミーは、同じカナダ人であるライアンが「アルテミスII」の宇宙飛行士たちに応援のメッセージを送っていたことについて聞かれると、「めちゃくちゃクールだよ。僕たちは皆、本当に幸運だった。隔離期間中に『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観られたんだ。自分たちの宇宙への冒険に向けて準備を整えている時に、自宅で家族と一緒に鑑賞できるよう視聴リンクを送ってくれたのは、最高のプレゼントだった」と明かす。
「ライアンには、『芸術は科学を模倣し、科学もまた芸術を模倣する。まさにその通りだ』と伝えたい。彼はあの映画で素晴らしい演技をしていた。あそこまで役に入り込んでいる姿を見るのは、本当に見事なもの。人類を救うためにやるべきことを成し遂げるあの主人公の姿は、非常に心に響くお手本だと感じた。僕たち全員が見習うべき、まさに並外れたお手本だといえる。あの映画からはチーム全員が勇気をもらい、インスパイアされたよ」と絶賛した。
「アルテミスII」の宇宙飛行士4人を乗せた宇宙船オリオンは日本時間7日朝、月の裏側に回り込み、人類史上、地球から最も遠い地点に到達した。今後は地球に向かう軌道に入り、11日朝に帰還予定だ。(編集部・市川遥)


