米歌手の車のトランクからバラバラ遺体となって発見された14歳少女、死因が判明

昨年9月にアメリカの歌手D4vd(本名:デヴィッド・アンソニー・バーク)のテスラのトランクからバラバラ遺体となって発見されたセレステ・リヴァスさんの死因は複数の貫通性外傷だと、ロサンゼルスの検死局が発表した。ABC News などが報じた。
遺体発見時、D4vdのテスラはレッカー移動され、ロサンゼルスの車両置き場に置かれていた。そこから強い臭いがすることを不審に思った作業員が警察に通報し、警察がフロントトランクを開けると袋の中に切断され腐敗した遺体が入っていた。セレステさんは2024年4月から行方不明になっていたカリフォルニア州レイク・エルシノアに住む少女で、その後公表された死亡診断書からは、セレステさんの遺体が発見されたのは彼女の15歳の誕生日の1日後のことであり、死亡時はわずか14歳だったことが判明していた。
セレステさんの死因に関しては、昨年11月にロサンゼルス市警が裁判所命令を取って検死局が一般公開することを禁じており、今回ようやく発表された形だ。1か所目の刺し傷は右腹部にあって肝臓を損傷させており、2か所目は左胸部にあったという。鋭利な刃物による傷と考えられているが、凶器は判明していない。体内に合成麻薬MDMAやアルコールの痕跡もみられるようだが、死因には関与していないという。
D4vdは第一級殺人、継続的な性的虐待、死体損壊の罪で起訴されており、検察は殺人罪に対して、「待ち伏せ」「金銭的利益」「口封じのための殺害」という三つの加重事由(悪質だとして刑罰を通常より重くする要素)の適用を求めている。そのため、被告には終身刑から死刑が求刑される可能性がある。
D4vdは無罪を主張している。
D4vdはTiktokで人気を博し、レコード会社と契約を結んだシンガー・ソングライター。遺体が発見された後もツアーを続けていたが、遺体が未成年であるセレステさんのものだと判明した後は残りの全米ツアーとヨーロッパツアーがキャンセルとなり、アルバム「Withered」のデラックス版のリリースも中止となった。(朝倉健人)


