『スター・ウォーズ』マンダロリアンに影響を与えた武士道 ジョン・ファヴローが明かす日本要素

5月22日(金)に日米同時公開される映画『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』。孤高の賞金稼ぎ・マンダロリアンと、強大なフォースを秘めた子ども・グローグーの絆と壮大な冒険を描く本作には、シリーズの伝統を受け継いだ日本文化へのリスペクトも込められている。
【動画】『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』日本版本予告
『スター・ウォーズ』を生んだジョージ・ルーカスが、黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』や日本の鎧兜、刀のデザインから多大な影響を受けていたことは広く知られているが、『マンダロリアン・アンド・グローグー』の製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニとジョン・ファヴロー監督もその精神を受け継いでいる。
まず、本作の主人公であるマンダロリアンとグローグーの関係性は、小池一夫(原作)・小島剛夕(画)による劇画が原作の時代劇「子連れ狼」の拝一刀と息子・大五郎の関係性を参考に作り上げられている。
マンダロリアンが属する一派には、「他人の前で素顔を見せることを“背教”とみなす」という厳格な教義が存在しており、彼もトレードマークである銀色のマスクを常に被り、素顔を見せることはしない。そして、彼らの間で結束や誓いを表す際に発するのが、本作を象徴する「我らの道」という言葉。ファヴロー監督は、これについても「彼らの『我らの道(This is the way)』という合言葉は“武士道”や“戦士の道”から影響を受けています。『道(The Way)』という言葉の使い方は、まさに『ドウ(ミチ)』からきているんです」とこれらの設定も日本文化から強い影響を受けていることを告白する。
そのうえで「ジェダイは禅の影響を強く受けていますが、マンダロリアンには、より武士道や他の文化、禁欲主義の影響も取り入れたかったんです。他の国の戦士にも似たような文化がありますが、それは全く別物です。日本文化こそ、武士道と禁欲主義が完璧に融合したものなんです」と日本へのリスペクトを明かしている。
ダース・ベイダーの死後、帝国が崩壊し無法地帯と化した銀河を舞台に、グローグーと共にかつてない冒険に繰り出すマンダロリアン。本作の予告映像ではその素顔をさらけ出す場面も映し出されているが、彼の戦いはどんな結末を迎えるのか。


