松たか子主演『ナギダイアリー』カンヌ国際映画祭で公式上映 拍手喝采、スタンディングオベーション!

第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されている、深田晃司監督最新作『ナギダイアリー』の公式上映が、現地時間5月13日に行われた。レッドカーペットには、主演の松たか子、共演の石橋静河が監督とともに登場し、世界中のメディアから大きな歓声が上がった。ワールドプレミアとなる公式上映の終了後は、エンドロール中から約7分間にわたる拍手喝采のスタンディングオベーションが巻き起こり、観客から監督やキャストたちへ称賛の声が投げかけられた。
カンヌ初参加となる松はジョルジオ アルマーニの洗練されたブラックのドレスにブシュロンのジュエリーを合わせたシックな装いで、石橋はルイ・ヴィトンのロングドレスにカルティエのハイジュエリーを纏い、華やかな存在感を放った。深田監督は大舞台での上映を前に「最高の舞台で上映できたことを嬉しく思います」と感激を述べ、松は「新鮮な空気がそこに加われば、という思いでお仕事ができて楽しかった」、石橋は「夢の様な展開に圧倒されています」と公式上映直後の喜びを語った。すでに12を超える国と地域での上映が決定している。
本作は、第39回岸田國士戯曲賞を受賞した平田オリザの代表作「東京ノート」に着想を得て、監督自らオリジナル脚本を執筆し、企画の立ち上げから9年の歳月をかけて完成させた意欲作。岡山県奈義町をモデルとした自然豊かな町「ナギ」を舞台に、彫刻家の寄子と、別れた夫の姉である彼女を訪ねる建築家の友梨、そして人々との出会いによって生まれる日常の小さな揺らぎを描く緻密な人間ドラマになっている。出演には松山ケンイチ、川口和空、藤原聖、藤間爽子、水間ロン、申瑞季らが顔を揃える。
映画『ナギダイアリー』は9月25日(金)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国公開。三人の公式上映直後のコメントは以下の通り。
深田晃司監督
すごく奥行きのある(コンペティション部門の公式上映を行う)リュミエールという空間で、世界初の上映を共有できるというのはとてもありがたいことでした。映画祭というのは多様性・多様な価値観というのを把掘して光をあてる場所だと思っていますし、映画というのは世界を知るための窓であるものだと思っています。映画祭を通じてそういったことの価値が見直されていくといいなと思っていますし、たくさんの景色に触れてもらいたいなと思っています。
松たか子
自分が(映像に)映っている作品として、海外の映画祭に参加するのは初めてですが、“この映画祭を盛り上げるぞ”という雰囲気がカンヌの街全体から伝わってきてとても華やかなエネルギーを感じています。深田監督との仕事は初めてでしたが、物語を描くことに対する想いの深さを感じていました。その想いにどこまで自分が答えられるか自信はなかったのですが、お話を作る道のりの中にたまたま乗り合わせた者として、新鮮な空気がそこに加われば、という思いでお仕事ができて楽しかったです。
石橋静河
夢の様な展開に圧倒されています。上映後の会場の様子にも歴史や誇りを感じましたし、今日も興味を持ってたくさんの人が上映を見にきてくださっている感じがして、仕事を続けてきてよかったなと思いました。願っても来られるものでもないので、本当に深田監督には感謝しています。


