YOUと岸本加世子の修羅場「お茶の投げ方を40回くらい練習」 監督が明かす

MEGUMIが企画・プロデュースを手掛けた映画『FUJIKO』(公開中)の公開記念舞台挨拶が6日、都内で行われ、タレント、俳優のYOUと俳優・岸本加世子が劇中の喧嘩シーンを回想。木村太一監督が「とにかく緊張感がすごかった。事前に岸本さんとお茶の投げ方を40回くらい練習した」と明かし、リリー・フランキーは「平成のババアの喧嘩名シーン」と評した。
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本作は1970年代から1980年代の静岡を舞台に、一人で娘を育てようとする母親・富士子(片山友希)が困難に立ち向かう姿を描くヒューマンドラマ。イベントにはYOU、岸本、リリー、木村監督のほか主演の片山友希、渡辺友那、MEGUMIも登壇した。
本作は木村太一監督の母がモデルになっており、企画・プロデュースを担当したMEGUMIは「監督と4年かけて作り、いろいろありましたが、こうして公開を迎えられて嬉しい」と感慨深げな表情を見せる一方、「喧嘩もたくさんして、マジむかつくってなったりもしたけど、そういうものもあったからいいものができた」と、木村監督との二人三脚の撮影を振り返った。
リリーは冒頭、MEGUMIのプロデュース力について「富士そばとキャンペーンやっているんだよね。考えることがすごい」と絶賛すると、MEGUMIは「はい。“フジ”とつくものには全て声をかけました」と笑顔。名代富士そばでは6月30日まで期間限定のコラボメニュー 「ミニ海老かき揚げ丼セット」が全国102店舗で販売されている。
YOUは「若い頃はネグレクト役が多く、最近はバーや喫茶店のママ役が多かった。でもずっとおばあちゃんや老人役に憧れていたんです。メグ(MEGUMI)に声をかけてもらえて嬉しかった」と嬉しそうに撮影を振り返る。劇中、岸本との喧嘩のシーンもあり、リリーが「平成のババアの喧嘩名シーンでした。あそこだけ見るとババアファイトクラブみたいで……」と言うと、YOUは「韓国映画とかは髪を引っ張るシーンが多いけど、日本はお茶をかけるシーンが多いんです。今回岸本さんにお茶をかけてもらって。光栄でした」と隣に立つ岸本に恐縮しつつも笑顔を見せた。
木村監督もこのバトルシーンが印象的だったといい、「とにかく緊張感がすごかった。事前に岸本さんとお茶の投げ方を40回くらい練習した」と述べ、岸本はどのくらいのサイズの器にお茶を入れるかにまでこだわりを持っていたといい、岸本も「YOUさんは顔が小さいから一発でドバッとかけないとって」とその理由を明かした。MEGUMIも同シーンに「素晴らしいかけ合いを見せていただきました」と満足げだった。
本作は第28回ウディネ・ファーイースト映画祭にて、日本映画初となるゴールデン・マルベリー賞(最高賞)とブラック・ドラゴン・特別観客賞を受賞。MEGUMIは「スタンディングオベーションで拍手をくれて涙を流している観客の人もいて、本当に感動しました」と快挙を振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)


