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蒼井優、8か月の撮影で新境地「ガス人間」見えない存在との芝居が「今見えてるな」の域に

「ガス人間」で共演 小栗旬と蒼井優
「ガス人間」で共演 小栗旬と蒼井優

 俳優の蒼井優が29日、東京ミッドタウンで行われたNetflixシリーズ「ガス人間」配信記念イベントに、小栗旬広瀬すず林遣都竹野内豊、脚本でエグゼクティブプロデューサーを務めるヨン・サンホ片山慎三監督と共に登壇し、本作で“新境地”にたどり着けたと思いを語った。

【画像】本木雅弘の長男UTA、驚異のスタイル!「ガス人間」配信記念イベント

 本作は、1960年公開の東宝特撮映画『ガス人間第1号』(本多猪四郎監督)を原作に、ドラマ「ガンニバル」などを手掛けた片山監督が、現代の視点で再構築した完全オリジナルストーリーのリブート作品。蒼井は、劇場型の連続予告殺人を仕掛けるガス人間(UTA)を追う報道記者・甲野京子を演じる。

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 蒼井は、いよいよ配信が迫る本作について「8か月かけて撮影した作品を、皆さんに手渡しできる日が来るのはとても嬉しいです」と清々しい表情。強い正義感を持つ記者の役に「日常の中にガス人間というとんでもないものが生まれたことで、ちょっと破天荒ですが、ゆるぎない正義感のもと何があっても真実を暴くという強い思いを大切に演じました」とアプローチ方法を述べる。

 これまで数々の作品に出演している蒼井だが「私自身、あまりこういう強い役って経験がなかった」と語ると「8か月間、集中力を保ちながら演じ切るというのは、自分にとって、とても勉強になりました」と回顧。また、VFXを駆使した撮影方法についても「慣れ親しみのないものだった」とつぶやくと「見えないものを想像しながらのお芝居は、あまりやったことがなかったんです。でも、8か月もやっていくと、明らかにスタッフさんも私も、全く同じものが『今見えているな』という感覚になりました。8か月も集中するとその域まで行けるんだなと。とても貴重な経験でした」と充実した撮影の日々を振り返っていた。

 一方、ガス人間を追う捜査一課刑事・岡本賢治を演じた小栗は「すごく正義感があるのですが、ちょっと抜けているところがある」と役について述べると「刑事として追いかけている事件よりも、物事は先に進んでいるので、いつも賢治が(事件現場に)たどり着いたときには、事件が終わってしまっていることが多いんです。“毎回たどり着けない刑事”というのは、1つの面白い部分だと思います」と笑顔を見せる。

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 メガホンを取った片山監督は「ガス人間というものをどう表現するか」と本作のこだわりを明かすと「現場では、ガスになったガス人間がいない状態で撮影したので、俳優の皆様には、空を見上げながらただ驚くというようなお芝居をしていただいたりしました。実際、ガス人間がどういう風にCGとして現れているのかというのを、すごく注目して見ていただきたいです」とアピール。

 そして、ヨン・サンホは「今回はリブートとなっていますが、原作の持つヒューマンドラマを、しっかりとここでも受け継いで描きたいと努めながら書いていきました」と脚本を構築していくときに大切にしていたことを明かすと「先日ギレルモ・デル・トロ監督とお会いした際に、いろいろお話をしている中で『実は今、私は『ガス人間』を作っているんです』というお話をしたところ、デル・トロ監督は驚かれながら、“知っていますよ。そして『ヘルボーイ2』(ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー)では、『ガス人間』からインスパイアされたキャラクターが登場しているんです”と話していました。そのとき、日本だけでなく、全世界に影響力を与えている作品なんだなと感じました」と『ガス人間』の人気を裏付けるエピソードを披露していた。(磯部正和)

Netflixシリーズ「ガス人間」2026年7月2日(木)世界独占配信

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