「ウルトラマンティガ」難病克服の吉本多香美、長野博に感謝 ダイゴの言葉「人は誰でも光になれる」が心の支えに

30周年ステージに登場した長野博&ウルトラマンティガ
30周年ステージに登場した長野博&ウルトラマンティガ - (C)円谷プロ

 特撮ドラマ「ウルトラマンティガ」(1996~1997)主演の長野博(マドカ・ダイゴ役)とヒロインの吉本多香美(ヤナセ・レナ役)が10日、杉並公会堂で行われた30周年記念イベント「ウルトラマンティガ30thプレミアムステージ」に出席。難病を克服してステージに立った吉本は、主人公ダイゴのセリフが闘病中の支えになったことを明かし、長野に感謝の気持ちを伝えた。

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 同プログラムは、ウルトラマンシリーズ放送開始60周年記念イベント「ウルトラマンの日 in 杉並公会堂」にて実施されたもの。会場の杉並公会堂は、60年前にウルトラマンが初めてその姿を現した「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」の開催地であり、この日は「ウルトラマンティガ」30周年を記念して、長野や吉本のほか高樹澪(イルマ・メグミ役)、大滝明利(ムナカタ・セイイチ役)といったGUTSメンバーが再集結を果たした。

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 イベントでは、「ウルトラマンティガ」テレビシリーズの名場面を当時のエピソードと共にプレイバックするコーナーを実施。記念すべき第1話「光を継ぐもの」をはじめ、ダイゴの“正体バレ”回であり、屈指の名エピソードとして語り継がれている第50話 「もっと高く!~Take Me Higher!~」など、懐かしい映像が次々と上映された。

 撮影が終わってから全話観る機会がなかったという長野は、「名シーンを抜粋して揃えていただいたいで、当時の思いも蘇りますし、一番素敵だなと思ったのは、26年ぶりに再会しても、当時と変わらない関係性で普通に話せること。撮影当時の関係性もそうですし、スタッフのみなさんも一丸となって、1つの場所に向かってこの作品を作り上げようという気持ちがあったので、それをまた見返すことで、思い出しながら今また感じています」と感慨深げに語る。

 すると、吉本は「私事になってしまうのですが……」と切り出し、6年前に難病を発症したことを打ち明ける。「血液を作れない病気になって、治療法がないと言われ、1年半は寝たきりで介護を受けていたんです」

 吉本はさらに「その時は現代医療で治療法がなく、自然療法で克服したのですが、その時に私の心の中にあったのは、ダイゴの『人は誰でも光になれる』というセリフなんです」と告白。「26年も会っていない間、私は一人ひとりが光なんだって、身をもってダイゴのセリフを体感しました。今日、長野くんにありがとうって伝えたかったの」と長野に直接感謝を述べた。

 さらに「スタッフのみなさんがすごいテーマを根底に忍ばせて、この作品を作ってくださった。作品の偉大さを改めて感じましたし、感動しています」と吉本が続けると、大滝は「今日、26年ぶりに会ってどんなリアクションするかなと思ったら、握手よりも泣けちゃって……。本当に元気になられてよかった」と感動した様子で語っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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