唐沢寿明『トイ・ストーリー』30年、若い世代のシリーズ愛に感慨「不思議な気持ち」

映画『トイ・ストーリー』シリーズ最新作『トイ・ストーリー5』の大ヒット御礼舞台あいさつが14日、都内で行われ、日本語吹替版で主人公・ウッディの声を務める唐沢寿明が若い世代の『トイ・ストーリー』熱について思いを語った。この日は、日下由美(ジェシー役)、広瀬アリス(リリーパッド役)、佐野勇斗(スマーティー・パンツ役)、井上和(スナッピー役)、松井ケムリ(アトラス役)、天野叶愛(ボニー役)、白山乃愛(ブレイズ役)が登壇した。
かわいい!ボニー&ブレイズ声優も登壇!大ヒット御礼舞台あいさつ
本作は、人とおもちゃの見えないけれどかけがえのない絆を描くディズニー&ピクサー『トイ・ストーリー』シリーズの最新作。おもちゃたちの持ち主・ボニーの日常が、最先端のタブレット「リリーパッド」の登場で一変、遊びの中で輝いていた笑顔を失っていくボニーの心を取り戻そうと、カウガール人形のジェシーが奮闘する。
ウッディ役の唐沢は、会場を見回しながら「泣いた、感動したっていう声をよくもらいます。あと、せっかく最高でしたよって声をもらうけれど誰だかわからない人もいて……」と本作のヒットや反響に嬉しそうな表情。壇上で「あばよ、相棒」など名セリフを披露して会場を沸かせるなど、座長として盛り上げ役を買って出る。
日下も「昨日、一人で映画館へ行って泣いてきました。泣くっていろんな思いがあってのことですが、この映画は感動していただけるし、元気になれるし、良かったなって思える、ハッピーになれる映画だと思います」と感慨深げな表情。広瀬も「私は今年32歳。(『トイ・ストーリー』)1が始まった時は2歳でした。ずっと観てきて思い入れのある作品なので、5と聞くだけで泣いちゃいます。この作品を観て、もう一度人と人のつながりの大切さを感じることができました」と語った。
唐沢は「1(の日本公開)からもう30年経っている。日下さんは僕と同じくらいだけど、他の人(今日の登壇者)は1の時に2歳だったり、生まれていなかったり……。そういう人たちが『トイ・ストーリー』に対してびっくりするほど熱量を持って話しているのを見ると、不思議な気持ちになります。今回はオマージュのようなシーンが何か所も散りばめられていて、1から観ている人にもすごく楽しめる内容になっていると思います」と自信をのぞかせた。
ボニー役の天野は現在10歳で、1作目が公開された時は生まれていなかった世代の一人。「私が映画館デビューしたのは3歳の時。その時に観たのが『トイ・ストーリー4』でした。そういうこともあるので、自分がボニー役として参加できると決まった時は夢みたいでした」と嬉しそうに話すと、現在14歳の白山も「小さい頃から『トイ・ストーリー』が大好きでした。私にとって特別な『トイ・ストーリー』に参加できたことが今も夢みたいです」と本作への参加を喜んだ。
さらに白山は、広瀬が「憧れの人」だったことも明かして周囲を驚かせる。「広瀬さんとご一緒できるのが本当に嬉しくて。リリーパッドの声が広瀬さんだというのもすぐに気づいたんです。今、こうして拝めているのもすごく光栄です」と述べる白山に、広瀬は「不安です。私、王道じゃないタイプの女優だから(笑)。将来が心配」と苦笑し、「今日のスカートの丈が長くて、(白山の)目の前で転んでしまって……」とカミングアウト。白山がこれに「本当に目の前で……。でもお綺麗で……」と先輩をたてるように、困り顔でフォローを入れる姿に、周囲は大笑いだった。(取材・文:名鹿祥史)


