『マンダロリアン・アンド・グローグー』興行不振、ディズニーCEOが認める

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画像は『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』より - (C)2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

 米ウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOであるジョシュ・ダマロが、映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の興行成績が振るわなかったことを認めた。Varietyほか各メディアが報じた。

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 『スター・ウォーズ』7年ぶりの劇場映画として製作された本作は、ドラマシリーズ「マンダロリアン」(ディズニープラスで独占配信中)で活躍する賞金稼ぎマンダロリアンと強いフォースを秘めた子ども・グローグーの活躍を描く冒険活劇。製作費は推計1億6,500万ドル(+宣伝費)と低予算ながら、世界興行収入は3億4,500万ドル(約552億円)とディズニーの期待値には届かなかった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル160円計算)

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 ダマロCEOは、現地時間5日に行われた決算説明会において「『マンダロリアン・アンド・グローグー』や実写版『モアナと伝説の海』のように、フランチャイズ映画が興行収入の期待を満たさない場合でも、これらの核となるプロパティーへの投資は、当社の他の事業の糧となります」と興行不振を認める発言をしたという。一方で、グローグー人気による玩具の売上や、テーマパークにおける関連アトラクションの入場者数増加など、映画事業以外で利益を生み出したとも補足している。

 「『マンダロリアン・アンド・グローグー』は、スター・ウォーズ・フランチャイズの小売り売上における成長を後押ししています。ディズニーランドやウォルト・ディズニー・ワールドにあるアトラクション『ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン』へゲストを引き寄せ、ゲーム分野でも大幅なエンゲージメントをもたらしました」

 また、株主向けの書簡では「『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』『モアナと伝説の海』は観客からの評価は高かったものの、両作品とも当社の興行収入の期待を下回りました。それでもなお、これらフランチャイズへの投資は、劇場公開を超えた価値創造に貢献しました」ともつづられている。

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 ディズニーCFO(最高財務責任者)のヒュー・ジョンストンは、近年の映画産業が「複数の事業の組み合わせ」と表現。「劇場での業績は重要であり、映画で安定した財務結果を出すことを当然目指しています。我々にとって朗報なのは、多角化された事業形態のおかげで、映画事業から生じる変動を基本的に補える点です」と興行不振を他事業の成績でカバーすることができると語っている。

 世界的には苦戦したものの、日本ではグローグー人気も相まって国内興収は30億円を突破しており、『スター・ウォーズ』新規層の開拓にも成功している。ディズニーは、2027年5月28日に全米公開を予定している映画『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』に高い期待を寄せており、同作での巻き返しを狙う。(編集部・倉本拓弥)

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