主演声優は堀田真由!高橋一生が32年ぶり劇場アニメ参加 夏目真悟監督『ghost/夜の果て』メインキャスト発表

左:キービジュアル 右:堀田真由、高橋一生、ニケ、マスの場面写真
左:キービジュアル 右:堀田真由、高橋一生、ニケ、マスの場面写真 - (C)ghost production committee

 夏目真悟監督の初となるオリジナル長編劇場アニメーション『ghost/夜の果て』(2027年2月11日公開)のメインキャストが発表された。本作は労働の必要がなくなり、18歳になると世界に必要な人間かそうでないかが選別される世界を舞台にした物語。自分の居場所を探し続ける主人公の少女ニケを堀田真由、ニケが出会う深い喪失感を抱えた男マスを高橋一生が演じる。堀田にとって劇場アニメーションへの声優参加は2度目、高橋にとっては約32年ぶりとなる。

【動画】『ghost/夜の果て』特報映像

 夏目監督は、テレビシリーズ「ワンパンマン」「ACCA13区監察課」、映画『四畳半タイムマシンブルース』など原作・オリジナル問わず数々のアニメ作品で監督を務め、初のオリジナルテレビアニメ「Sonny Boy」では独自の作家性を発揮。本作では、誰しもの心にある言葉にならない本物の気持ち=「ゴースト」をテーマに描く。アニメーション制作は今敏監督『パプリカ』や細田守監督『時をかける少女』『サマーウォーズ』などで知られ、長らく夏目監督ともタッグを組んできたアニメーションスタジオ・マッドハウスが担当。キャラクター原案を漫画家のオノ・ナツメ、キャラクターデザインを久貝典史が手掛け、「ACCA13区監察課」チームが結集する。また、羊文学が全6曲を書き下ろし、君島大空が劇伴を手掛けた。

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 堀田が演じるのは、15歳で既に選別された特権を持ちながらも、世の中とのズレや孤独を感じ、自分の居場所を探し続ける主人公の少女・ニケ。劇場アニメーションで主演を務めるのは『ブルーサーマル』(2022年)以来、2度目となる。高橋が演じるのは、過去に家族を亡くしたことから深い喪失を抱え、身体に刺青を入れ続けながら日々を漂う中でニケと出会う男・マス。劇場アニメーションでの声優出演はスタジオジブリの『耳をすませば』(1995年)以来となる。

堀田真由

 さらに、羊文学の挿入歌「Sugar」を用いた特報映像が公開された。労働の必要がなくなった世界では、誰もが18歳になると選別される。「私は特別だから」と自分について語るニケ。そんなニケに、マスは「ちゃんとここにいる」と寄り添い、映像からはふたりの繊細な関係性も垣間見える。

高橋一生

 あわせて、ムビチケカード型前売券(第1弾)の発売も決定。8月7日より全国の上映劇場にて販売が開始される。

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 堀田真由、高橋一生、君島大空(音楽)、羊文学(主題歌・挿入歌)、オノ・ナツメ(キャラクター原案)のコメント全文は下記の通り。

【ニケ役:堀田真由】

 初めて台本を読んだ時、子どもの頃に抱いていた言葉にはできない沢山の感情を思い出しました。そんな私も、大人になるにつれて自分が傷つかないように気持ちをしまい込み、「聞き分けのいい子」や「いい子」でいることをいつの間にか覚えてしまった気がします。ニケは、不器用なくらいまっすぐで、美しいものや本物だと思えるものを大切にしながら自分の居場所を探し続けています。ニケの強さはとても眩しく、演じていて時に羨ましくもありました。でも同時に、そのまっすぐさゆえの危うさも感じます。この作品には、ひとつの答えを決めつけない魅力があると思うので、観てくださる方のそれぞれの心に違う形で届く作品になっていると嬉しいです。

【マス役:高橋一生】

 喪失や、それに付随する絶望。そういったものを潜り抜けなければ見えてこないものは確かに存在しています。合理を突き詰めれば、世界はかえって人間の居心地の悪い場所になりますが、抗いようのない何かによって、私たちはまっすぐ、地獄と背中合わせの桃源郷に向かっているのかもしれません。マスがどこかに抱いている諦観は、自分の視座と時折強く重なったように思います。夏目さんの眼差しから生まれた針の穴のような光明は、私たちと地続きの世界の、その冬の美しさのなかに、道標として輝いています。

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【音楽:君島大空】

 音楽を作っていく中で、作中に登場する人物の誰へでも自分を代入できると気がつくような瞬間がありました。それは大人になっていく過程そのものに敵対するような過剰な鋭さ、老成していく部分への省み、気持ちを守るために独自の儀式を執り行う個人と集団。内省的であることは、ひとりの内に成り立つものではなく世界によって侵され、守られているのだと思います。この作品に出会ってから、ひとりの人間に根差している暴力が何によって世界に開かれるべきなのかを考えています。

【主題歌・挿入歌:羊文学】

 何度も脚本を読み、最後にはいつも涙が出ていました。そして、この作品に向き合うとき、嘘がないようにしようと思いました。曲は、少し前、初めてのアメリカツアーの前後で完成させました。日本で感じていた自分の痛みを、アメリカの広大な景色に似合うカラッとした音に乗せることで、ニケの強さと脆さを表現したいと思いました。私たちの曲が、ghostが皆さんの思い出深い一本となるための、小さな力になれていれば嬉しいです!

【キャラクター原案:オノ・ナツメ】

 キャラクター原案のお話をいただいた時、アニメ「ACCA13区監察課」の皆さんが勢揃いな中に参加させてもらえることをとても嬉しく光栄に思いました。
出来上がった映像を拝見した時はキャラクターデザインの久貝さんの手によって完成したキャラクターたちの表情に見入ってしまいました。目に残る色、耳に残る音、また映画館で味わいたいです。

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