今夜金ローで放送!『タイタニック』のキーアイテム“碧洋のハート”は実在するのか?

胸元に輝く“碧洋のハート”。
胸元に輝く“碧洋のハート”。 - 20th Century-Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

 今夜の日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、ジェームズ・キャメロン監督の名作『タイタニック』後編(よる9時~)が放送される。

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 劇中で、ヒロインのローズ(ケイト・ウィンスレット)が身につけている伝説の青いダイヤモンドのネックレス“碧洋のハート(ハート・オブ・ジ・オーシャン)”。物語の重要な鍵となるこの宝石だが、果たして実在するのだろうか。

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 結論から言えば、“碧洋のハート”は映画のために生み出された架空のキーアイテムだ。しかし、キャメロン監督がDVDやBlu-rayのオーディオコメンタリー(音声解説)で明かしている通り、この宝石には元ネタが存在する。それが、かつてルイ14世やマリー・アントワネットらフランス王室の手を経て、現在はワシントンD.C.のスミソニアン自然史博物館に収蔵されている世界的に有名な「ホープダイヤモンド」だ。

 大粒で神秘的なディープブルーの輝きと、「所有者を不幸にする」という呪いの伝説で知られるホープダイヤモンド。キャメロン監督は物語にドラマチックな深みと重厚感を与えるため、この実在する伝説のダイヤモンドから着想を得て“碧洋のハート”をデザインした。

 さらに、このアイテムにはもうひとつ、実際のタイタニック号の事故にまつわるロマンチックな史実が重ね合わされている。タイタニック号には、愛する恋人へ贈るためのサファイアのネックレスを持って乗船した乗客が実在したという、有名なエピソードがある。

 モチーフになった実在するダイヤモンドと、実際の乗客のロマンチックなエピソードという2つの史実が融合して生まれたのが、ローズの胸に輝く「碧洋のハート」だ。物語の鍵を握るこの美しい宝石の背景にも注目しながら、ラストに待ち受ける“碧洋のハート”の運命と、ジャックとローズが織りなす愛の結末を見届けたい。(今井優)

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