実写映画『ルックバック』ベネチアで公式独立賞3冠 コンペ部門の結果は13日発表

11日に公開を迎えた、藤本タツキ原作、是枝裕和の監督・脚本・編集による実写映画『ルックバック』が、開催中の第83回ベネチア国際映画祭において、映画祭から独立した団体や審査員から贈られる公式独立賞(Collateral Award)を3つ受賞した。
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公式独立賞は、映画祭の公式ラインナップ作品を対象に、映画祭とは独立した団体や審査員が、各々の理念や視点から優れた作品を選出するアワード。芸術表現や社会的・文化的なテーマ、次世代の視点など、選出基準はそれぞれ異なる。
受賞したのは、現代映画と多様な芸術表現との融合に光を当てる第5回「Cinema & Arts(シネマ&アーツ)」賞の最優秀作品賞、人間の尊厳や社会正義、平和などの価値を豊かに表現した作品を顕彰する世界カトリックコミュニケーション協会(SIGNIS)による「SIGNIS Award(シグニス賞)」、そして18歳の若者たちで構成された審査員が選出する「CinemaSara(チネマサラ)賞」の最優秀作品賞。映画祭も後半戦を迎えるなか、異なる理念を持つ3つの審査団から高い評価を受け、公式独立賞3冠を達成した。
本作は、最高賞・金獅子賞を競うコンペティション部門にも出品されており、現地時間9月7日に行われたワールドプレミアとなる公式上映には、是枝監督をはじめ、W主演を務める出口夏希と蒔田彩珠、ふたりの子ども時代を演じた七瀬ふうり、岡田六花が登壇。上映終了後には約1,000人の観客から12分を超えるスタンディングオベーションが送られた。
現地時間9月12日の夜(日本時間13日)には映画祭のクロージングセレモニーが開催され、コンペティション部門の受賞結果も発表される予定。本作の受賞も期待される。



