スタオベに涙も…出口夏希&蒔田彩珠、実写『ルックバック』ベネチアの感激振り返る

出口夏希と蒔田彩珠が11日、TOHOシネマズ日比谷で行われた実写映画『ルックバック』初日舞台あいさつに、七瀬ふうり、岡田六花、野呂佳代と共に登壇。先日まで映画祭のために滞在していたベネチアの印象を語った。
本作は、「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキの人気漫画を、『万引き家族』などの是枝裕和監督が実写映画化。小学校の学年新聞で4コマ漫画を連載し、自分の腕に自信を持っている小学4年生の藤野(出口/七瀬)と、彼女に憧れる画力の高い少女・京本(蒔田/岡田)が出会い、共に“漫画”という共通点のもと、表現を突き詰めていく姿を描く。
現地時間9月7日に、本作がコンペティション部門に出品されている、ベネチア国際映画祭での公式上映に参加した出口と蒔田。出口は「映画祭で行った場所がリド島というところなのですが、本当に映画祭の関係者がいっぱいいて。みんな映画が好きでこの街に集まっているんだろうなという、すごく温かい雰囲気でした」と感想を述べると、蒔田も「ヘッドフォンから流れる同時通訳に慣れずに緊張していたのですが、皆さんが『ルックバック』という原作を好きでいてくださる方も多く、海外でもこんなに期待してくれていたのはすごく嬉しかった」と語っていた。
国際映画祭のレッドカーペットも経験したが、出口は「子供たち(七瀬、岡田)が、出る前はとても緊張していて顔もこわばっていたのに、いざカーペットに出ると、指ハートをめっちゃ送っているし『ファンサして』と言われたら、満面の笑みを浮かべていて。全然緊張していないように見えました。後ろから彩珠と見ていて、なんか感動しちゃって。本当にウルッとしちゃいました」と自身の幼少期を演じた七瀬を見る。
七瀬は「車の中では『やばいよやばいよ、もう着くもう着く』と話していたのですが、実際に歩いてみたらカメラマンさんがすごく多くて、『色々なポーズをして』って言ってくれて。でもどこを見たらいいかわからなくて『え、あっち? こっち?』って二人で話し合いながら撮っていました」と振り返っていた。
また、蒔田は「カメラマンさんがいっぱいて、写真をたくさん撮って、その直後に一般の方にもサインを書いて回るみたいなのをやっていて。もう自分がスーパースターになったんじゃないかって勘違いしそうでした」と笑顔で語っていた。
上映にも立ち会ったという登壇者たち。10分以上続くスタンディングオベーションに出口は「今でも鮮明に覚えているのですが、終わった瞬間にみんなが立ち上がって拍手してくださって。見渡すとみんながすごく温かい顔をしているんです。みんなが笑っていて。本当に頑張ってよかったなと思って、つい泣いちゃいました」と当時を思い出すと、蒔田も「やっぱり1,000人ぐらいのお客さんと一緒に映画を観るというのも初めてでしたし、ちゃんとみんなが『いい』と思ってくれたんだなというのを実感できる経験ってなかなかないので、すごく良い経験でした」としみじみ語っていた。(磯部正和)
実写映画『ルックバック』は全国公開中



