リリー・フランキー主演『ひとりで死ぬのはイヤだから』1月16日公開 日本・フィリピン合作で「孤独死」見つめる

リリー・フランキー主演の日本・フィリピン合作映画「Diamonds in the Sand(原題)」が、『ひとりで死ぬのはイヤだから』の邦題で2027年1月16日より東京・ポレポレ東中野ほか全国順次公開されることが決定した。あわせてポスタービジュアルと予告編・場面写真6点が公開された。
フィリピン人女性映画作家ジャヌス・ヴィクトリアが、アメリカの雑誌「TIME」で特集された日本の「孤独死」に衝撃を受け、生み出した本作。主人公は、小心者で見栄っ張りで、人付き合いの苦手な55歳のサラリーマン・ヨージ(リリー・フランキー)。人間関係の希薄なヨージは、近隣の孤独死を目撃し「ひとりでは死にたくない」と自らの最期を意識し始める。天涯孤独となった彼は、母を看取ったフィリピン人看護師を頼りマニラへ向かう。
ヨージの母親を演じるのは、昨年亡くなった吉行和子。ほかマリア・イザベル・ロペス、ソリマン・クルス、渡辺いっけい、古舘寛治、岩松了、片岡礼子ら日比のキャストが出演。本作は第27回ウディネ・ファーイースト映画祭にて最優秀新人監督賞(ホワイトマルベリー賞)を受賞したほか、第13回QCinema国際映画祭での最優秀脚本賞受賞、第69回BFIロンドン映画祭サザーランド賞ノミネートなど、各国の映画祭で高い評価を受けている。
予告編では、唯一の肉親を亡くし天涯孤独となったヨージ(リリー)が、フィリピンの首都マニラへ渡り、底抜けに明るい現地の人々のおせっかいな優しさに戸惑いながらも、少しずつ人の関わりに希望の光を見出していく姿が映し出される。
本作のワールドプレミアが行われた第25回東京フィルメックスでの舞台挨拶でリリーは「俺はこの役のために45年間一人暮らししていますからね。肉体的にも、精神的にも、孤独死に向き合う人間の役が自然に演じられました」とユーモアたっぷりに語っていた。



