磯村勇斗&末澤誠也W主演『mentor』石原さとみ、北村匠海ら絶賛 末澤の“土下座”映像も公開
磯村勇斗と末澤誠也(Aぇ! group)がW主演を務める、吉田恵輔監督の最新作『mentor』(10月16日全国公開)より、石原さとみ、阿部サダヲ、北村匠海をはじめとする各界の著名人から絶賛コメントが寄せられた。あわせて、末澤が何度も練習したという、渾身の“土下座”シーンを収めた本編映像が公開された。(吉田恵輔監督の「吉」はつちよしが正式表記)
本作は『ミッシング』『空白』などを手掛けた吉田監督が、子供時代の花火遊びでアパートを全焼させ、過去に囚われたまま大人になった2人の青年と、その火災で大切なもの全てを奪われた男の歪な再会を描く新感覚エンターテインメント。火事を起こした龍之介役を磯村、拓海役を末澤が務め、物語の鍵を握る火事の被害者・埜本役に、綾野剛が特殊メイクを施して挑む。
かつて『ミッシング』で主演を務めた石原は「吉田恵輔監督の作品が大好きですが、今作の可笑しさと生々しさの絶妙な融合に新しさを感じました」と称賛し「見たくない人間の心の機微を突きつけられました」とコメント。また、阿部は「おもしろっ! いや笑いました! まさかまさかで笑本当に人って…分からないですねぇ…」としみじみ。北村匠海は「この映画は、共感や感情に訴える"何か"に加えて己を観察する映画であると感じた。3人の芝居がそれを訴えかけてくる」と分析している。
コメントにあわせて公開された本編映像は、先日行われたジャパンプレミアでも話題となった、末澤が演じる拓海の“土下座”シーン。埜本のおかげで罪に向き合うことを決めた拓海が、鏡の前でまるでスポーツの自主練のように繰り返し謝罪を練習し、焼けたアパートの元住民に向けて深々と土下座する姿が捉えられている。それを見る、罪悪感から距離を置く龍之介(磯村)の冷ややかな視線との温度差が、強烈な印象を残す映像となっている。

また本作では、公開初日の10月16日から10月18日までの3日間限定で、全国の上映劇場(一部除く)にて、入場者プレゼント「映画『mentor』証明写真風ステッカー」が数量限定で配布されることも発表された。
オピニオンコメント全文は以下の通り。(※五十音順/敬称略)
・赤ペン瀧川(映画プレゼンター)
正直、動揺している。
覗いてはいけない心の闇を見てしまった。
あの展開には心の準備が追いつかないよ!
これが人間の愚かさだ。そして、生きる美しさだ!
・阿部サダヲ(俳優)
おもしろっ!
いや笑いました!まさかまさかで笑
本当に人って…分からないですねぇ…
怖いし、哀しいし、笑えるし、
磯村君も末澤さんも綾野さんも素晴らしかったです!
鑑賞された方がどういう感想を持たれるのかとっても気なる作品です!
・石原さとみ(俳優)
「埜本さーーーーん!!」と、観終わったあと叫び出したくなりました。拓海くんの滑稽さの中にある愛おしさが恐怖に変わり、埜本さんのセピア色に見える温かさが、生々しい怖さに変わる。吉田恵輔監督の作品が大好きですが、今作の可笑しさと生々しさの絶妙な融合に新しさを感じました。肩の力を抜いて笑っていい。でも次の瞬間、恐怖がやってくる。見たくない人間の心の機微を突きつけられました。私なら最後まで許せない。許すことは、本当に人の心を救うのでしょうか。
・ISO(ライター)
人生を壊した少年たちと、壊された男の再会。
悲惨な幕開けに絶句したはずが、じりじりと「これ、笑っていいのか?」と思わせるダークなユーモアが忍び寄る。
ひと匙の救いさえ意地悪くひっくり返し、予想をことごとく裏切る吉田恵輔印のトラジコメディ。
磯村勇斗、末澤誠也、綾野剛の噛み合わないアンサンブルから生まれる居心地の悪さもたまらない。
くれぐれも自己啓発へのハマりすぎにはご注意を。
・伊藤さとり(映画評論家)
この怪演恐ろしや。
1人が3人になった時から起こる危うい関係。
一体、自分は誰に近いのか。
思いを巡らせているうちに自分の本質に気づき、背筋が凍った。
・かまいたち 濱家隆一(芸人)
負を抱えた人間のネガティブさが実は自分の拠り所になっていたり、そこから解放されることで全てが好転するのかといえばそうではなかったり、人は何を軸として生きているのか、何に縋って生きているのかが、立場の違う3人のそれぞれの人生の歩み方を通して痺れる展開で構成されていて、気がつけばエンディングでした。めちゃくちゃ面白かったです。
個人的には電話中に自販機のボタン押すとことか、トイレ行こうとしたら入ってたとか、その辺りのディテールがたまらなかったです。
すえ、良かったよ。
・かまいたち 山内健司(芸人)
末澤くんと磯村くん、綾野剛さんの演技にめちゃくちゃ引き込まれて、それぞれの立場を自分に置き換えて考えさせられる内容だった。そしてストーリーの二転三転は衝撃。めちゃくちゃおもしろかった。
・北村匠海(俳優)
1人は虚無と贖罪、1人は平穏と夢、1人は傷と過去。
痛々しく、生々しく、そして人間らしかった。
何かに縋って生きていくしか、僕らはやっぱりできないのかな。
それが無くなった時に、僕は明日をどう迎えるのか。
明日を迎えられるのか?
今は過去の連続であると同時に、少なからず美化された虚の上に成り立っている。僕は偽りを大事にしてしまってないか? でも、偽りと気付きたくない自分もいないか?
この映画は、共感や感情に訴える"何か"に加えて己を観察する映画であると感じた。
3人の芝居がそれを訴えかけてくる。
・鈴木おさむ
これは復讐の物語なのか。
そう思ってドキドキしながら見ていたら、復讐ではなく「許すこと」の映画だった。
でも、許すことと復讐は、もしかしたらとても近い場所にあるのかもしれない。
気づけば、綾野剛演じる埜本の優しさが、頭から離れなくなっていた。 優しい。
でも、怖い。 怖い。でも、もう一度会いたくなる。 とんでもない映画を見ました。
・染井為人(小説家)
冒頭から、物語に呑み込まれた。
気づけば、登場人物の誰かではなく、その全員の立場に立たされていた。
誰かを断罪するには、あまりにもそれぞれの痛みが生々しい。
そして思う。
自分もまた、被害者にも、加害者にもなりうる人間なのだと。
その事実に、背筋が冷える。
・竹中功(元吉本興業専務取締役 / 謝罪マスター)
社会人として、ずっと「謝罪」の現場を構築し、この10年以上は刑務所で「釈放前教育」にも携わってきた。本物の"メンター"の言葉は、自らの修羅場や失敗を血肉に変えた者だけが持てる重みから生まれる。この映画の"メンター"は、被害者としての痛みを武器に変え、寄り添うふりをして二人の男子を支配していった。それを体現した綾野剛の怪演に背筋が凍った。支える言葉と壊す言葉が紙一重だと突きつけられたのは初めてだ。
・千原ジュニア(芸人)
もし誰かに『これはこういう映画やから観て』と薦められたら、観る前に言うてもうてどうすんねんと思う。とにかく『mentor』はめちゃめちゃおもろいから、観たほうがいい。
・maruta(動画クリエイター)
聞いた瞬間は何だかよく分からないけれども、後から自分の人生経験が追いついて、じわじわと意味が分かってくるような言葉にこそ、人生を委ねるに値する意味がある。
分かりやすい言葉に飛びつく前に、安っぽい言葉で誤魔化す前に、まずは自分の心と苦しくなるまで向き合ってみる。
終盤、埜本さんの帰着がとても素敵でした。
・モネ@映画とドラマ(映画紹介インフルエンサー)
道徳の時間に教わった。「人には優しくしましょう」と。
でもその教えは大人になるにつれ"解けない呪い"みたいに、自分を苦しめる。
優しさって、結局“エゴ”じゃん。
そんな「誰もが見ないフリをする真実」にスポットライトを当てエンタメに昇華する吉田恵輔監督の手腕と、三者三様の“エゴを見せる磯村勇斗×末澤誠也×綾野剛に圧倒される。
人間って、ウザくて身勝手。でも誰かの「偽物の優しさ」に救われた日もあるって、思い出させてくれる映画だった。
・山本さほ(漫画家)
もし自分が拓海と同じ立場になったら、相手のためではなく、自分が救われたいから赦しを求めてしまうのではないか。
もし自分が埜本と同じ立場になったら、自分が救われるために、相手を赦してしまうのではないか。
「赦されたい」という願いにも、「赦す」という行為にも、同じ偽善が潜んでいることに気付かされる作品でした。
誰もが心の奥底に隠している悪意を引きずり出し、容赦なく心を抉ってくる!
「吉田恵輔監督の最高傑作」の看板に偽りなし!!
・ゆいちむ(映画好きOL)
謝罪は時に暴力になる。
三者三様のエゴイズムに揺さぶられまくる、感情のジェットコースター。
『mentor』は、取り繕われた人間の皮を一枚ずつ剥がしながら、身勝手さも、自己陶酔も、空虚さも──現代人の内側にあるドス黒い本性を容赦なく暴いてみせる。
この映画は、手心というものを知らない。



