「VIVANT」続編で吹き替えを導入した理由 「英語字幕を全部読みきれない」という声も

画像は「VIVANT」第19話より
画像は「VIVANT」第19話より - (C)TBS

 日曜劇場「VIVANT」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の飯田和孝プロデューサーが、第2シーズンで話題になっている吹き替えを導入した理由について語った。

【画像・ネタバレあり】別班奪還作戦、ついに決行!第19話場面写真

 第2シーズンでは、自衛隊直轄の非公認組織「別班」に所属する主人公・乃木憂助(堺雅人)が、“中国の別班”といわれる謎の組織「シンシー」に捕らわれた黒須(松坂桃李)ら別班員5人の奪還のために奔走している。義弟・ノコル(二宮和也)や元公安の新庄(竜星涼)、テントのモニター・チョッキー(オーム・タナパック)らと共に最強チームを結成した乃木は、シンシーの拠点とされるゴルバド共和国・シャキ城への潜入を決行する。

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 乃木は、多国籍による最強チームのために日本・モンゴル・タイ・アゼルバイジャン・中国を同時通訳できる「同時通訳機」をメンバーに支給しており、その通訳機をつけたキャラクターの声は、豪華声優陣による吹き替えに変わっている。

 飯田プロデューサーは、4日に放送された第19話の中から、ノコルが村長を説得するシーンを振り返り「放送では吹き替えになっているのですが、撮影現場では、日本語、タイ語、アゼルバイジャン語が入り乱れる状況。その中で、相手との間、セリフニュアンスの微妙な変化を、瞬時に、的確に掴む二宮さんの凄さを間近で感じました」と二宮の演技を絶賛。「村長イサクを演じるのは、アゼルバイジャンでも有名な俳優Parviz Mammadzadaさん。彼も他のキャスト同様、現地オーディションで選出し参加していただきました。日本とアゼルバイジャン、超一流俳優同士の演技のやりとりは、至極の瞬間でした」と続けた。

 吹き替えを導入した第2シーズンでは、視聴者層に変化が見られるという。「実は、VIVANTの視聴者層を見ていると、C層(4歳から12歳)やT層(13歳から19歳)の若い層が増えているんです。吹き替えにすることで、まだ字の読めない子どもたちも負担なく視聴することができるので、このような数値が出ているのかなと思っています」

 また、吹き替えの重要性に関して、監督が第2シーズン制作前から話していたと飯田プロデューサーは明かす。「VIVANTの第1シーズンは配信で見たけど、英語字幕を全部読みきれない」という声が、ロケハン時にアゼルバイジャンのスタッフから上がっていました。『日本語は形で理解できるけど、外国語はそうはいかない、だから世界に出ていくには吹き替えが必要不可欠』と監督は考えていて。外国語吹き替えとは違いますが、同時通訳機という手法を監督は考え出し、より幅広い視聴者に楽しんでもらうため、ドラマに取り入れたんです」

 レジェンド声優が多数参加する吹き替えについては「数値を見ると、ある程度の手応えを感じています」と飯田プロデューサー。「しかも、そこに出演してくださっている声優の皆さんが、それはすごい方々ばかりで! セリフの量に関わらず、皆さん快諾してくださり、ここでもアベンジャーズが集結していたんです! 今後も、是非ご期待ください!」と期待をあおった。(編集部・倉本拓弥)

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