松本まりか、夫役・森田剛に「ダサい」連発「森田さんがずっとダサい映画」

まさかの「ダサい」連発 - 森田剛&松本まりか
まさかの「ダサい」連発 - 森田剛&松本まりか

 俳優の森田剛が31日、都内で行われた映画『見上げてごらん』の公開記念舞台あいさつに松本まりかと出席。本作で夫婦役を務めた二人だが、松本は本作について「森田さんがこんなダサい役をずっと演じていることが新鮮でした」と述べ、「履いているものもハーフパンツとかで、その姿が貴重だなって。愛を持って言いたい、森田さんがずっとダサい映画です」と評し、森田を笑わせた。

【画像】松本まりかが「ダサい」と表現した森田剛演じる主人公

 本作は、別居している人気声優の妻の活躍に悶々とし、娘とのすれ違いに悩む42歳の漫画家アシスタントの男・土屋輝一(森田)が突然舞い込んだ企画を機に奮起する姿を描く人間ドラマ。イベントには、共演の森川葵、早瀬憩、是枝裕和監督が率いる映像制作集団「分福」に所属し、本作でダブルメガホンを取った森本晶一監督&佐藤快磨監督も登壇した。また、舞台あいさつ中、本作に出演する川上友里からのビデオメッセージも紹介された。

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 森田は本作について「考えさせられます。好きなことを仕事にできている喜びもそうだし、後悔しないで、生きれたらいいなと映画を見終えて改めて思える作品でした」としみじみコメント。松本からは“愛を持って”「ダサい」と表現された父役だが、「取り繕っていない感じ。喘いじゃってる感じ。生活していていろんな悩みとか隠しながら生きている。そういうのが出ているから愛おしく感じるのかな」と照れ笑いで分析した。

 娘・ひかり役の早瀬も「お父ちゃんがダサい映画。冗談です」と続き、森田も「娘には嫌われたくない感じでやっていたけど、やっぱり嫌われちゃって……」と撮影を振り返る。松本は別居中の妻であり、人気声優の莉花という役どころだったが「スクリーンで見て、すごい面白くて、ずっと面白くて、何回見ても画面の中がずっと面白くて」と本作がすっかり気に入っているとのこと。

 松本は自分なりにその面白さが何なのかを考え、「何でこんなに面白いのかなって考えると、森田さんはじめみんなちょっとダサくて、人に見られたくない部分がずっと映っているからだと思う」と分析する。「今はかっこいいところだけが切り取られる時代。でもこの映画はその逆。見られたくない部分が映し出されていて、だからこそ面白いし、何度も見ても画面の中がずっと面白い、それが素晴らしかった」と話す。

 熱量不足の中堅マンガ編集者・潮田ユキ役を演じた森川も松本から「葵ちゃんもダサい。ダサい部分を愛おしく思わせてくれる」と評され、笑顔を見せていたが、「私は熱くなさすぎる人が好き。熱く前に出てくる人間がいなくて、でも心の中にみんな情熱を抱えていて、それが変なところで出てくる。その姿を見て愛おしいなと感じました」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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