『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで人間の王アラゴルンを演じたことで、ヴィゴ・モーテンセンは世界中の人気者になりました。が、撮影当初、アラゴルン役は別の役者がキャスティングされていたという事実は、ヴィゴのアラゴルン役があまりにはまり役だったことから忘れられがち。
その別の役者とは、シャーリーズ・セロンの恋人としても有名なイケメン俳優スチュワート・タウンゼント。なんと撮影開始から3日目にタウンゼントの降板が決定し、ヴィゴにオファーがいったとか。
つまりヴィゴはほかのキャストやスタッフがすでに撮影の準備などを終えて結束が固くなっていた中に遅れて参加したということ。そんな不利な状況下だったにもかかわらず「ヴィゴは役者としてだけでなく、1人の男としても完璧!」と仲間たちが口をそろえて称えるほど、仲間たちに解け込んだ。それもこれも、ヴィゴの誠実でひたむきな人柄の成せる技でしょう!
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仲間と一緒に来日できて幸せのピース!
(『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』来日記者会見より)
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彼が今までどんな人生を歩んでいたのか、たとえどんなにスキャンダラスな過去が存在しようとも知りたくなるのがファン心理。ヴィゴの場合はというと……なんとブレイク前に結婚、子供の誕生、離婚と、一通りのゴシップネタは経験済み!
1987年にパンクバンド「X」のエクシーン・セルヴェンカと出会い結婚、翌年に長男のヘンリーが誕生するが、97年に離婚していて現在はシングル。そう、ヴィゴは18歳のお年ごろの息子を世話するシングルファーザーなのだ!
最近のゴシップネタに関しては、ブレイク後パパラッチに狙われることも多くなり、ちらほら恋のうわさが出回りつつも公の場に女性をエスコートして現れることはめったにない。「僕は隠れるのがうまいんだ」と自慢するように、一人で静かに過ごす時間を大切にしているよう。女性はほっとかないと思いますが……。
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『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のデヴィッド・クローネンバーグ監督との熱いキスシーン!
Tony Barson/WireImage.com/MediaVast Japan
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2月に『ヒストリー・オブ・サイレンス』のプロモーションで来日したヴィゴは、人気者だけに会見やらインタビュー取材やらで大忙し。
それらの取材現場でいつも肌身離さず持ち歩いていた気になる品が……。それは“黒革の手帳”ならぬ“茶色の手帳”。会見中も待ち時間ができると、スタッフからその手帳を受け取って大切そうに持っていたほどだ。
「自分で書いた詩とかを書き溜めているんだけど、すぐなくしちゃうから常に自分のそばにおいて置くようにしているんだよ」と語るヴィゴはご存知のとおり、本の執筆や自ら撮影した写真集を出すなど、アーティストとしても活躍している芸術家。
“茶色の手帳”には、彼の創作するアートの数々がつまっていたことが判明しました!
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いつも持っていないと落ち着かないんだ。
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ヴィゴのプロフィールを見て驚く人も多いはず。実は1958年生まれの47歳(2006/03現在)!
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでの勇猛果敢な姿が印象的なせいか、30代くらいのイメージだったが、一作目が公開されたときはすでに43歳だったとは驚き。どおりでアラゴルンに人間的な深みがあふれていたわけだ……と妙に納得。さらに驚くことに、ヴィゴは意外にもマッチョな肉体をお持ちだ。ムキムキの筋肉が魅力的で、特にTシャツからのぞく“腕筋”は、10代の少年のように若々しい!
本を読んだり絵を描いたりと、物静かなイメージが強いヴィゴだが、乗馬が趣味などなかなか肉体派な一面もあるようだ。ちなみに『ヒストリー・オブ・バイオレンス』では、セクシーなヒップを披露しているのでお見逃しなく! |
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わかりにくいかもしれないが、結構ムキムキだぜぃ!
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