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『ファウンテン 永遠につづく愛』ヒュー・ジャックマン

今週のクローズアップ

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今週のクローズアップ ヒュー・ジャックマン

 週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、7月14日公開の『ファウンテン 永遠につづく愛』のヒュー・ジャックマンをクローズアップします。『X-メン』のヒットで、ハリウッドスターの仲間入りを果たしたヒュー様。長身で、甘いマスクで、良きパパであり、愛妻家……非の打ち所のないナイスガイのヒュー様ってどんな人なのでしょうか? まだまだ日本での知名度は高くない彼の素顔をのぞいてみましょう。
主役も嫁もゲットでキャリアスタート

 1968年10月12日にオーストラリアのシドニーに5人兄弟の末っ子として誕生したヒュー様。シドニー工科大学でジャーナリズムを専攻。しかし、「単位が取りやすいらしいから演劇科目でも取ろっかな♪」と、昔も今も変わらない大学生特有の行動の末、演技に目覚めてしまったヒュー様。世の中、どこに“きっかけ”があるか分かりませんね。その後、演技に磨きをかけるため演劇学校へ進み、卒業してすぐに、オーストラリアのTVドラマ「コレリ」の主役をゲット、ついでに嫁さんもゲット(このドラマで共演したデボラ=リー・ファーネスと、1996年に結婚)。


 俳優デビューと同時に、舞台キャリアもスタートさせ、1999年からは映画のキャリアもスタート。実は、彼が花開いたのは舞台(特にミュージカル)。その輝かしい受賞歴は、彼が一流のスターであることを物語っています。日本ではさほど感じられないのですが、オーストラリアでは超人気スターのヒュー様なのです。2003年から2004年まで、ブロードウェイの舞台にも立ち、オーストラリア生まれのミュージカル「The Boy From OZ」で、母国オーストラリアの国民的歌手を演じ、なんとなんとトニー賞ミュージカル部門で最優秀主演男優賞に輝いたというから、ヒュー様の演技力・歌唱力はホンモノなのです。

 
「トニー賞とったどー!」
John Stanton / WireImage.com
どんなことでも真に受けてしまう、ピュアガイ

 ハリウッド進出は、ご存知『X-メン』のウルヴァリン役。当初はダグレイ・スコットがキャスティングされていました。スコットの代わりを探すため、10か月ものオーディションを敢行した、ブライアン・シンガー監督。『X-メン』は大ヒット、ウルヴァリン役のヒュー様も一気にブレーク! ハリウッド進出、作品のヒット、ギャラも良し、あこがれの舞台俳優イアン・マッケランと共演……ヒュー様にとって4重の喜びとなったのでした。


 こうして『X-メン』シリーズはヒュー様の代表作となったわけですが、人の良いヒュー様、だまされて『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の監督、ブレット・ラトナーの豪邸(約16億円)をうっかり(?)爆破させてしまったのです! と言っても、これを仕掛けたのはMTVのドッキリ番組。炎に包まれた豪邸を見て、体中の震えが止まらず、「僕の人生は完全に終わりだ」と思ったそう。MCのアシュトン・カッチャーが「これはジョークだよ~」と出てきたときも、「お前はこんなときに何を言ってるんだ。よくそんな冗談が言えるな」と思ったと後に語っています。ヒュー様の本気で苦悩する表情が想像できますよね。

 
「キレてないっすよ」
Chris Haston / NBC / WireImage.com
嫁一筋! 愛妻家? それとも鬼嫁?

 愛妻家として有名なヒュー様は、1996年に8歳年上のデボラ=リー・ファーネスと結婚し、男の子と女の子の養子を迎えています。愛する妻のため、映画では過激なラブシーンは、やりません! そんなヒュー様の愛妻家ぶりは、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』来日時のインタビューでもさく裂していました。「劇中で好きな女性キャラクターは?」と尋ねたところ、「ええっ!? 妻が一番なんだけど……選ぶのはマズいな。トラブルの種になってしまうよ……」って、尋ねているのは劇中のキャラクターですってば! ヒュー様が愛妻家なのか、デボラが鬼嫁なのか……定かではありませんが、とにかく奥さんが一番というヒュー様。夫妻は、同じ時期に仕事はしないと決めているそうで、ヒュー様が映画撮影のときは奥さんもたびたび同行しているようです。


 鬼嫁らしい(?)ウワサが出たのは、ウディ・アレン監督作『スクープ(原題)』で、ハリウッドの女豹ことスカーレット・ヨハンソンとヒュー様のキスシーンにジェラシーメラメラだったというデボラ夫人。そのシーンをワンテイクで撮った監督に、とても感謝したというエピソードからすると……かなりのヤキモチ焼きなのかも。しかし、ウディ監督はスカーレットにメロメロで、口説いていたと言われているので、監督とデボラ夫人の求めるものは同じ、てなことで、ワンテイクだったのかもしれませんね。

「母じゃないですよ、妻です」
John Stanton / WireImage.com
1粒で3度おいしい! ヒュー様フルコース映画

 7月14日から公開される『ファウンテン 永遠につづく愛』で、ロン毛で、少しだけスレンダーになったヒュー様が演じるのは、愛する女性を救おうと戦う男、そして夫。過去、現在、未来の3つの時空で物語は展開しています。


 中世スペインの騎士ではアクションを、現在では妻を救いたいと強く願う夫を、未来では、14か月間太極拳とヨガを学び、頭もまるっと剃っています。映像もかなり斬新で、普通のラブストーリーと思って観ると、まったく違います。彼自身も「3役を1つの作品でこなせるのは、なかなかないチャンスだよ。監督が役をくれるまで監督の家のドアのところに寝たんだ(笑)」と語っています。愛する人を“死”から救おうとする姿は、愛妻家の彼にとっては、役にも入りやすかったことでしょうね。うーん、奥さんがうらやましいです!


 劇中では、妻をレイチェル・ワイズが演じています。彼女とのセクシーショットもあり(もちろん過激ではありませんよ)、いろんなヒュー様が1作品で楽しめます。誰かに心配して欲しい、優しくして欲しい……そう思っている女子の皆さん、ヒュー様の優しさがスクリーンいっぱいにあふれている『ファウンテン 永遠につづく愛』を、ぜひ劇場でご覧下さい!

「アイ ラブ ハニー」
(C) 2006 Warner Bros. Entertainment, Inc. (C) 2006 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
文・構成:シネマトゥデイ編集部

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