9月27日(土)公開の映画『アイアンマン』。原作はマーベル・コミックの1963年刊行「アイアンマン」。マーベルの中でも人気のキャラクターで、今回初の映画化。もちろん、待ちに待ったキャラクターということで、アメリカでは大大大ヒット中。トニー・スターク/アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jrは「たるんだ筋肉では出演できない」とハードなトレーニングを積み、ジェフ・ブリッジスは演じたオバディアが原作ではスキンヘッドのため、監督の「剃らなくていいよ」の言葉を聞き入れず、リアル・スキンヘッドに大変身と意気込みは十分。
主人公のアイアンマンことトニー・スタークは巨大軍需企業の最高経営責任者(CEO)。20歳のころに両親は事故で他界。この辺りは、アメコミヒーローに必須のバックボーン。プレイボーイで独り身なのは、バットマンのブルースと共通するところ。
彼は15歳でマサチューセッツ工科大学を卒業した天才発明家で、自ら着るパワード・スーツも手作り。一人でコツコツとスーツに改良を加え、こっそり飛行訓練なんかしちゃいます。しかし、性能アップに比べ外見はさほどイケていないのもご愛嬌(あいきょう)。飛び立つ際のポージングは、なぜか乙女チック。何だか改良の余地がまだありそうなアイアンマンですが、要所要所に笑いどころ満載で、クールなヒーローというより身近なおっさんヒーロー。デートムービーとしてもオススメです! |