『リリィ、はちみつ色の秘密』特集第1弾
【特集第1弾】何度観ても号泣必至!リリィ流、心の傷の癒し方
幼いころに母を亡くした少女が心の傷を癒すために必要だったこと、それは新たな出会いと旅立ち……そして、愛。
生きることは、喜びとの出会いと同時に悲しみとの出会いでもある……。ひとはそうした感情をときが解決してくれると言います。でも、本当に? 深過ぎる傷は、いくらときが経っても体の奥底でジンジンと痛みを伴うものです。ハリウッドナンバーワン子役と名高いダコタ・ファニングが本作で演じるのは、自分のせいで母を亡くしたと思い続けている少女リリィ。そんな彼女は個性豊かな三姉妹に出会うことで癒されていきます。彼女たちと出会うことで成し遂げられていく、リリィの心の成長を追ってみましょう。ジェニファー・ハドソン、クイーン・ラティファ、アリシア・キーズ、ソフィー・オコネドーと全員がアカデミー賞、グラミー賞を受賞・ノミネート経験者という超豪華共演も見逃せません!

Step1 大好きな母を殺したのは私


Step2 母の本当の思いを知るために…


Step3 愛を与えること
母デボラの遺品からたどり着いた場所は、ボートライト家の養蜂場。そこでリリィとロザリンは、大黒柱の長女オーガストと、進歩的な考えの音楽教師ジューン、心優しき三女メイの黒人三姉妹に迎えられます。養蜂場の仕事をリリィに教えることになったオーガストは、「ハチを恐れてはダメ、愛を送ることが大切なのよ」という一言を送ります。初めて、与える愛について知ったリリィはここで大きく成長します。しかしその後、黒人青年ザックと白人のリリィが一緒に映画を観に行ったことで、ザックが行方不明になるという事件が……。さらに、追い討ちをかけるように耐えがたい悲劇が訪れます。楽しい日々のうちに新たな一歩を踏み出した矢先、流さなくてはならない涙はあまりにもむごいものでした。



小さなこころに、ずっと秘めてきたリリィの感情が終盤で高まり、溢れ出す瞬間には、誰もが心を揺さぶられ、熱い涙を流すでしょう。そのとき彼女を包み込んでくれる優しい存在はかけがえのないもの。あなたの心にもそっと、温かく触れるはずです。そして、リリィの新たな一歩に、明日へと胸を張りたくなるに違いありません。

