二次元を三次元で表現する際、重要な要素となるのは衣装や小道具です。原作のイメージを損なわないよう、ディテールにこだわったという衣装は、すべて本革を使用! キャラクタースーパーバイザーによると、「イマドキの若者らしいトレンド感を出しつつ、コスプレっぽくならない」ことをテーマに製作されたそうです。衣装合わせは4回も行い、製作期間は約3か月。それぞれのシーンに合わせ、撮影用、アクション用、バトル用にわかれていて、予備を含めると各5着ずつ用意し、その製作費は日本映画では破格の5,000万円を超えるそうです。シーンによって少しずつ違うという衣装の細部にも注目して観るのがお勧めです。
主演の櫻井翔は衣装について「鏡を見て『似てる!』と思いました。かなり気に入っています」と大絶賛。さらに「衣装はもちろん、セットやそこにあるものすべてが想像以上にすごいことになっています!」とセットにもかなり力を入れているようです。さらに重要なアイテムとなる乗り物ヤッターワンは、CGではなく原寸大で作られました。全長約5.5メートルの重量感たっぷりの仕上がりに、櫻井も「CGになると思っていたのに驚きました。こんなリアルなセットがあると、演じる側としてはすごくモチベーションが上がります」と大満足のコメントを発表していました。 |