『パシリム』デル・トロ監督のヴァンパイア地獄を生き残れ！
提供：20世紀FOX
ヴァンパイアって、古今東西いろいろなタイプがいますよね。うっとりするようなイケメンっていうのが一般的なイメージだったりするのですが、『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督が創造したヴァンパイアは、顔色が悪くて、なんだか動きが気持ち悪くて、薄毛。街は驚異のスピードでそんな人だらけになって、彼らは誰彼構わず攻撃してくるから銃なしじゃ道も歩けないし、流通システムも貨幣経済も崩壊してしまい……。デル・トロ監督のテレビシリーズ初進出作「ストレイン」が描くのは、そんなヴァンパイア地獄なのです。でも白旗を上げるのにはまだ早い！ 生き残るための対処法をシュミレートしてみませんか？（編集部・市川遥）
主人公レベル1：初遭遇！口の中から口が飛び出してきた
夜、実家でごろごろしていたら、開けっ放しにしていた玄関から入って来た例の薄毛で顔色の悪い人。「家、間違ってますよ」という指摘も無視され、「キシャーグルルルルルルル」とやたら攻撃的です。
A. 一定の距離を取る
B. とりあえず近づいてみる
（答え：A）デル・トロ監督のヴァンパイアは口の中から長～くて気持ち悪い触手が飛び出して来て、その先にある口で噛みつこうとしてくるので、安易に間合いを詰めたら即死亡！ でも待って。もう面影はあまり残っていないけど、そのエプロン……もしかしてお母さん!?
A. 泣きながら倒す
B. 正気に戻そうとする
（答え：A）ヴァンパイア化したお母さんは、もうあなたのお母さんではないのです。このヴァンパイアには「人間だった頃に愛した者たちのところへ戻ってきて彼らを襲う」という習性があるため、情に流されたらその時点で人生という名の試合終了。泣きながら銀製品を手に取り（デル・トロ監督版ヴァンパイアでも銀と日光は有効！）、謝罪の言葉を絶叫しつつ成敗するしかないのです。
主人公レベル45：油断大敵！ヴァンパイアの攻撃バリエーションは豊富だぞ！
元母親のヴァンパイアを倒すという胸が引き裂かれるような経験を通し、否が応でも大きくレベルアップせざるを得なかったあなたは、ヴァンパイアハンターとしての道をひた走ることになります。闇市で入手したマシンガンを手に、日光を恐れて下水道に潜むヴァンパイアをバッタバッタとなぎ倒すことに。劇中でも、暗視スコープで視界が限られる中、素早い動きのヴァンパイアがどこから飛び出してくるかわからないシーンの緊張感はハンパじゃない！ そしてそんな中で集中力を切らすことなく大量のヴァンパイアを射撃していくさまを見るのは、まさにシューティングゲームのようなスリルと爽快感です。
そしてヴァンパイアハンターとしての功績が高く評価され、市の対策本部にも自由に出入りできるようになったあなた。ある日、ヴァンパイアから市を守るための話し合いをしていると、特殊部隊の制服を着ているものの若干挙動不審な人たちが本部に入ってきました。
A. 「なんかヤバイ」とすぐ離れる
B. 「お疲れさまでーす」とあいさつして話し合いを続ける
（答え：A）彼らはスイッチを押して突然自爆。頭に叩き込んでおくべきなのは、本作のヴァンパイアの血中は体調7センチほどの線虫だらけだということ。線虫はそれ自体も鋭い歯を持っているため、うっかりヴァンパイアの血に触れてしまっただけでも虫が皮膚を突き破って体内に侵入、増殖、人間としての人生はジ・エンド。彼らはおぞましいパワーを持つボスヴァンパイアに命じられて特殊部隊に変装した下っ端たちで、自爆によって線虫をまき散らし、対策本部を壊滅させようとしたのです。
主人公レベル50：古文書を読み解きボスヴァンパイアに対峙！
日々ヴァンパイアと死闘を繰り広げる人類ですが感染スピードを止めることはできず、世界はあっという間にヴァンパイアだらけに。「ボスを倒せば一気に逆手することができるのでは？」と鋭くひらめいたあなたは、ボスヴァンパイアを葬る手がかりが記されているという伝説の古文書「オクシド・ルーメン」の存在を突き止めます。
A. 「あ、そういえば古文は苦手だった」と諦めて運を天に任せる
B. どんな犠牲を払っても手に入れ、読み込む
（答え：B）そう、この「オクシド・ルーメン」こそが人類が勝利をつかむためのカギ！ ここまで生き残れたあなたなら大丈夫！ 実際に自分がその場に身を置いているかのようなハラハラ感のテレビシリーズ「ストレイン」で、主人公たちと人類の未来のために共に戦おうではありませんか！
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