『フランケンシュタイン』ギレルモ・デル・トロ監督、約7年8か月ぶり公式来日が決定

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)、『パシフィック・リム』(2013)などで知られるアカデミー賞監督、ギレルモ・デル・トロの来日が決定した。デル・トロ監督の公式来日は、『シェイプ・オブ・ウォーター』以来、約7年8か月ぶり。9月24日に行われる、脚本・監督を務めたNetflix映画『フランケンシュタイン』(11月7日配信)のジャパンプレミアに登壇する。
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『フランケンシュタイン』は、一人の科学者と彼が生み出した怪物の確執を描いた、メアリー・シェリーによる名作ゴシック小説の映像化。己の欲望に駆られたフランケンシュタイン博士(オスカー・アイザック)と、彼が生み出した“怪物”(ジェイコブ・エロルディ)の狂気じみた世界における旅が、観る者を血なまぐさい戦場へと誘う。
巨大怪獣とロボットの迫力のバトルを描いた『パシフィック・リム』を手掛けるなど、日本の特撮、アニメ、マンガをこよなく愛するデル・トロ監督。個人的にも日本を度々訪れ、新宿など都内に出没したり、静岡のホビーショーにも足を運んだりと、日本愛を発揮させてSNSを賑わせることもあった。
自宅の本棚にはアニメ、マンガなどを集めた日本セクションもあるといい、スタジオジブリ作品、手塚治虫、大友克洋、伊藤潤二、「ウルトラマン」、「攻殻機動隊」などへの愛も公言。ゲームクリエイター・小島秀夫監督の盟友でもあり「DEATH STRANDING」シリーズへの出演でも知られる。
『フランケンシュタイン』は、そんなデル・トロ監督にとっても特別な作品。「この作品には私の人生のすべてを注いできました。人間vsモンスター、そして父と息子というのは常に私の作品のテーマになっています。この作品は25年間に渡り取り組んでいるような、自伝のような作品です。ようやく皆さんにお見せできることを嬉しく思います」と製作への思いを熱く語っている。また本作は、日本でも、10月24日より一部劇場での公開が予定されている。(編集部・入倉功一)
Netflix映画『フランケンシュタイン』11月7日(金)より世界独占配信


