映画好きに薦めるドラえもん映画はコレ!ジャンル別で観てみた

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 これまでに公開されている「ドラえもん」の劇場版アニメは、ドドンと37作。日常的な話が多いテレビシリーズと比べ、壮大なストーリーが繰り広げられるのが映画『ドラえもん』の魅力ですが、作品ごとに観てみると、ファンタジーから社会派まで、実は映画好きのツボをおさえるテーマが網羅されています。“ファミリー向け”とひとくくりにしては、もったいない! ドラえもん映画は、ジャンル別に観る価値あり。(編集部・小山美咲)

<ファンタジー好きにはコレ!>

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『ドラえもん のび太の魔界大冒険』より - (C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1984

 ファンタジーといえば、夢と魔法の世界。「こんなこといいな、できたらいいな」が実現してしまうかもしれないドラえもんの道具“気ままに夢見る機”で飛び込んだ夢世界のエピソードが描かれるのが『のび太と夢幻三剣士』(1994)。伝説の英雄にふんした主人公・のび太たちが妖霊軍に侵略された世界を救うのです。そして、魔法の世界がリアルになっちゃうのが『のび太の魔界大冒険』(1984)とそのリメイク版『のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~』(2007)。魔法が使えたら便利なはずという思い付きから、“もしもボックス”でこの世を魔法の世界に変えてしまったのび太。科学の代わりに魔法が存在する世界で、のび太は勉強と同じく魔法も苦手。そんな中、魔物が支配する魔界の接近で地球が危機に……? ハリウッド映画並に練られた脚本は、ファンタジー映画ファンもとりこにすることでしょう。また、絵本の世界に入り込んでしまう『のび太のドラビアンナイト』(1991)や、人魚スーツを着て海底冒険に繰り出す『のび太の人魚大海戦』(2010)なども、予想できないストーリー展開は、映画ファンも満足のクオリティーです。

<SFアクション好きにはコレ!>

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『ドラえもん のび太と鉄人兵団』より - (C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1986

 SF(すこし・ふしぎ)作品「ドラえもん」の中でも、SF(サイエンス・フィクション)要素に特化したエピソードが充実しています。ロボット映画には、名作が多いといいますが、もちろんドラえもん映画も例外ではありません。巨大ロボットがジャーン! とお出ましする『のび太と鉄人兵団』(1986)、『新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』(2011)はロボット映画好き必見。ひょんなきっかけで、のび太たちが大きなロボットを完成させることから物語がスタート。地球征服をたくらむロボットの国の鉄人兵団に立ち向かう迫力のバトルは見ものです。

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『ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スターウォーズ)』より - (C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1985

 また、スター・ウォーズ』のような壮大な宇宙空間で繰り広げられるスペースオペラ好きには、お薦めしたい作品がたくさんあります。宇宙を舞台にした西部劇風の『のび太の宇宙開拓史』(1981)&『新・のび太の宇宙開拓史』(2009)、“スターウォーズ”というパワーワードを与えられた『のび太の宇宙小戦争(リトル・スターウォーズ)』(1985)、列車に乗って宇宙の果てにある遊園地を訪れる『のび太と銀河超特急(エクスプレス)』(1996)、UFOを追ってドラえもんたちが宇宙に飛び出すのび太の宇宙漂流記(1999)、ヒーロー映画づくりから始まる『のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』(2015)など、同じ宇宙といってもどの作品もオリジナリティーあふれるラインナップです。

<ミステリー好きにはコレ!>

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『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』より - (C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2013

 大事なものが盗まれた! 名探偵気取りで捜査をしていると怪盗から予告状が……。なーんて、探偵モノ好きにはたまらない展開を見せるのが、『のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』(2013)。のび太たちは、盗まれたドラえもんの鈴を探すべく、すべてのひみつ道具が展示される未来の博物館「ひみつ道具ミュージアム」に向かいます。ひみつ道具“シャーロック・ホームズセット”をはじめ、ホームズを意識した演出があるのも楽しい。テイストは違いますが、ジャングルの奥地にある巨神像の謎解きに出発する『のび太の大魔境』(1982)と『新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』(2014)もミステリーアドベンチャー映画をかなり観ている人でも思わず引き込まれるクオリティーの高さです。

<社会派好きにはコレ!>

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『ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)』より - (C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1990

 ドラえもん映画には、現代の環境や社会問題を提起する作品も多数あり、文明化社会とその弊害を対比的に描くことで、強いメッセージを届けます。『のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)』(1993)では、科学技術の進歩により人が機械に頼らずしては生きられなくなった世界が皮肉を込めて描かれ、かなりショッキング。進化するロボットと共に生きていく人間の関係を考える上では、ロボットの立場にもスポットを当てた『のび太とロボット王国(キングダム)』(2002)もAIとの共存が始まっている昨今、興味深い内容になっています。そのほか、自然環境をこわし続ける地上の人間たちに憤り、その文明を破壊させようという天上人の計画から地上を守ろうとする『のび太と雲の王国』(1992)、文明化社会における人間と動物の共生を考えさせられる『のび太とアニマル惑星(プラネット)』(1990)や『のび太のワンニャン時空伝』(2004)などは、子供はもちろん大人の心にも響くストーリーです。

<歴史・伝説好きにはコレ!>

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『ドラえもん のび太の日本誕生』より - (C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1989

 ドラえもん映画には、歴史モノにロマンを感じる人にお薦めの作品も豊富。「西遊記」の妖怪たちに歴史を変えられてしまい、ドラえもんたちが歴史を戻すために妖怪軍団に立ち向かうという、ちょっぴりホラーテイストな『のび太のパラレル西遊記』(1988)や、のび太たちが7万年前の日本に家出し、国づくりに取りかかる『のび太の日本誕生』(1989)、『新・のび太の日本誕生』(2016)も歴史好きにはたまりませんが、自由研究のためにもう一つの宇宙をつくったのび太が、地球そっくりな星の神様になる『のび太の創世日記』(1995)もいろいろな意味で驚きをもたらしてくれる映画です。そして、古代文明の世界を描いた『のび太の太陽王伝説』(2000)や、伝説のカブトムシの力に守られた不思議な島が舞台の『のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~』(2012)などなど、知的好奇心をくすぐられるテーマがたくさんあります。

<アドベンチャー好きにはコレ!>

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『ドラえもん のび太の南海大冒険』より - (C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1999

 そもそもドラえもん映画にアドベンチャー要素はつきものだったりしますが、アドベンチャーものは映画の王道『のび太の南海大冒険』(1998)は、“宝探し地図”で発見した宝島を目指して出発したドラえもんたちが、時空間の異常で本物の海賊がいた17世紀のカリブ海にタイムスリップ。その先で起こる冒険が描かれます。ドラえもん映画の冒険モノは、太平洋の海底を探索する『のび太の海底鬼岩城』(1983)や地底探検に乗り出す『のび太と竜の騎士』(1987)など、バラエティーに富んだシチュエーションが楽しめます。ちなみに、3月3日に公開が控える最新38作目『のび太の宝島』も、“宝探し地図”を頼りに見つけた宝島の秘密に迫るアドベンチャー! 海賊に襲撃されたり、しずかちゃんが囚われてしまったり、先の読めないミステリー要素を含んだ壮大なスケールで、アドベンチャー好きにもたまらない展開をみせます。

【映画ドラえもん37作一挙放送】

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37作観たら何時間になるんだ!? - (C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018

 そんな第38作目の公開に合わせて、過去37作すべてを放送する「『映画ドラえもん のび太の宝島』公開記念 一挙放送だよ! 史上最大の映画ドラえもんまつり」なるものが、WOWOWで開催されます。3~5月の3か月連続で映画ドラえもんの世界にどっぷりつかれるこの企画。まずは、あなたの好きなジャンルから挑んでみては?

オフィシャルサイト

「『映画ドラえもん のび太の宝島』公開記念 一挙放送だよ! 史上最大の映画ドラえもんまつり」はWOWOWプライム・WOWOWシネマにて3月10日(土)~放送

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