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美女3人の女子会トーク!「ミス・シャーロック」貫地谷しほり、伊藤蘭、斉藤由貴 単独インタビュー

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 世界中のミステリーファンから愛されている「シャーロック・ホームズ」シリーズで、シャーロック&ワトソンを女性に置き換え、HuluとHBO Asiaが初タッグを組んで製作に挑んだ連続ドラマ「ミス・シャーロック」。本作で女性版ワトソンを演じた貫地谷しほりと、個性的なキャラクターを演じた伊藤蘭斉藤由貴は仲良し姉妹のよう! お気に入りの男性キャラから撮影の裏側まで、女子会は大盛り上がり!(取材・文: 森田真帆 写真:高野広美)

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ムードメーカーの貫地谷しほりを大女優二人が大絶賛!

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Q:脚本を読んだ時の、それぞれの役柄の印象は?

伊藤蘭(以下、伊藤):私は、事件とは全く関係のない箸休めキャラクターですので、あまり深いことは考えず役に臨もうと思いました。実際に撮影現場でもシャーロックにふんした竹内(結子)さんと貫地谷さんととても穏やかで平和な時間を過ごせて楽しかったです。

斉藤由貴(以下、斉藤):伊藤さんは、一度ご一緒しただけなのですが、バックヤードで竹内さんと貫地谷さんにすごく愛されて、頼られている姿を見て、役柄とリンクしていて素敵だなぁって思っていました。私の役柄は、貫地谷さん演じる和都が通っている心療内科のカウンセラー役です。戦場で医療活動をしていた和都が抱える精神的な問題を解決しようと尽力します。だから撮影現場で貫地谷さんと二人だったんですけど、彼女はとても心のあるお芝居をする方なので、すごく学びました。

貫地谷しほり(以下、貫地谷):うれしいです! 私の役柄は、世界的に有名なシャーロックとワトソンの、女性版ワトソンだったので不安もありました。台本を読んだ時の印象は、元お医者さんなのに頭で考えられない人(笑)。感情が先走って行動してしまい、すごく理性的なシャーロックと正反対でいいコンビになりそうだなとワクワクしました。

Q:貫地谷さんは、お二人と共演されたわけですが、撮影現場で一緒に演じたことで変わった部分はありますか?

貫地谷:みんなで出し合う空気があるので、やっぱり変わりました。共演者の方の持つ空気感も大事で、蘭さんはいつもすごくニコニコしているから、台本で読んでいた時よりもっと朗らかな雰囲気になったと思います。緊迫感のあるドラマの中で、あのパートがあるのは連ドラならではだなって思いました。斉藤さんのカウンセラーもすごく生っぽくて、撮影現場では演じているのをふと忘れてしまう瞬間が多々ありました。斉藤さんの声のトーンが私は大好きで、あのトーンで相談していると本当になんでも話したくなっちゃうというか(笑)。ずっとお話ししていたかったです。

伊藤:貫地谷さんは撮影現場でムードメーカーでした。

斉藤:天衣無縫な感じだよね!

伊藤:子犬みたいな感じ!

貫地谷:お二人のことが大好きなんです! ずっと好き、大好きって思いながら撮影していました。

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男性キャラクターネタで大盛り上がり!

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Q:ドラマの中の男性のキャラクターたちも個性派ぞろいですが、皆さんのお気に入りキャラはいますか?

貫地谷:私は、礼紋警部と部下の柴田巡査部長のコンビが好きで(笑)。なんかあの二人がコンビとしてすごく面白いというか。あと、小澤征悦さんが演じているシャーロックの兄は、この兄にしてこの妹ありって感じがして面白かったです。

伊藤:お兄ちゃんはおかしかったよね! 

貫地谷:でもあのお兄ちゃんと付き合うのは絶対大変ですよね。だって妹がシャーロックだし。なかなか承認が取れなさそう(笑)!

伊藤:私、どの男性キャラクターを演じている俳優さんとも撮影現場で会えなかったんですが、礼紋警部のマイペースな感じは好きだなぁ。ひょうひょうとして面白い!

貫地谷:演じている滝藤賢一さんご自身もすごくひょうひょうとしている方なんですよ。撮影現場で、気づけばスクワットしてお尻の筋トレをいました。

斉藤:私的には、お兄ちゃん以外の人だったらいいです(笑)。キャラクターが濃いめで(笑)。演じてらっしゃる小澤さんはすごく素敵ですけど、どことなくエイリアンみたいですよね。

貫地谷:それわかります! 小澤さんって、すごく日本人離れしている感じがあって、めちゃくちゃ不思議ですよね! あ、あと中村倫也さんが演じた柴田巡査部長も人気が出そうですよね。

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全員が大絶賛する女性版シャーロックの魅力とは

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Q:シャーロックとワトソンを女性が演じるというのは、すごく画期的なことですね!

貫地谷:世界で愛されているシャーロックを演じている竹内さんは、ほんっとうに大変だったと思います。まずみんなが知っているキャラクターだし、その上セリフは長いし、英語も話すし。全く新しいシャーロック像を正面から向き合って作り上げていく姿をみて、心からすごいと思いました。

伊藤:男性のシャーロックが、女性になるってなかなか想像がつかないんですけど、実際に目の前で見てみると見事に女シャーロックになっていてびっくりしました。これからも、こういう発想で男性のキャラクターだった作品を女性ヒロインで置き換えて作る機会の一つになればいいと思っています。

斉藤:シャーロック・ホームズは世界中で舞台化や映像化されている作品です。そんな中、HuluとHBO Asiaが日本でシャーロックをやってみようと考えた時に「主人公を女性に変える」というアイデアは、本当に勇気が必要な決断だと思います。見知らぬ領域に足を踏み出してみることを示せた、素敵なドラマになっていると思います。

Q:完成された作品をご覧になった感想はいかがでしたか?

貫地谷:めちゃくちゃかっこよかったです! オープニングのタイトルも海外ドラマのようにものすごく繊細にできていて、さすがだと思いました。東京がすごくスタイリッシュに映っていたし、ストーリーもテンポが良くて、音楽もかっこよくて! 原作に負けないくらいワクワクするドラマになったと思います。

伊藤:私は、シャーロックと和都の掛け合いがすごく好きです。台本で読んでいたイメージよりもずっとテンポが良く面白味が増していたので、お二人の役者としての技量に感心しました。イチ視聴者として観てもすごく見応えのある作品でした。

斉藤:キャスティングの妙と申しますか、私のことは置いておいて(笑)。やっぱりいま伊藤さんがおっしゃったように竹内さんと貫地谷さんのお芝居が素晴らしかったです。二人とも、芝居のアプローチが全然違うんですよね。竹内さんは、理論的に演技を構築していくタイプで、貫地谷さんはその瞬間に生まれる感情を動物的な勘でキャッチしてくるタイプ。私は芝居の違いが大きければ大きいほど対峙した時に面白いものが生まれると思っているので、二人のシーンはすごく爆発的で印象深かったです。

「ミス・シャーロック」はHulu配信/世界19か国同日放送中 全8話

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