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『デッドプール2』ライアン・レイノルズ観光バスツアーインタビュー!

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 ヒーロー映画の常識を破る痛快な言動で、熱狂的な支持を集めた、あの男が帰ってきました! 不死身のスーパーパワーを誇る“無責任ヒーロー”デッドプールが再び大暴れする『デッドプール2』を完成させた、主演のライアン・レイノルズが公開を前に初来日。製作・共同脚本も兼任する彼が、当たり役であるデッドプールや続編への思いを語りました!(編集部・入倉功一)

 デッドプールは、特殊部隊出身のおしゃべりな傭兵ウェイド・ウィルソンが、人体実験で驚異的な回復能力を手に入れて生まれたヒーローです。能力を移植した際、体を蝕んでいたがん細胞の暴走で全身が醜く変貌してしまいましたが、常にユーモアを忘れない、ナイスな性格はそのまま。“第四の壁”(フィクションと現実との境界)を突破してスクリーンから観客に話しかけたり、ほかのヒーローとは一味違った破天荒なキャラも人気を集めています。

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今回のツアーのために用意されたツアーバス

 そんな破天荒ヒーローを演じたライアンは、初来日となった今回、常識にとらわれないデッドプールのキャラを反映して、普通のインタビューじゃつまらないとばかりに、“バスツアー”方式で取材を敢行。“俺ちゃん”仕様のバス内で、大勢の報道陣に囲まれながら取材に応じました。

 放送禁止用語連発でご機嫌レイノルズ

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渋谷のスクランブル交差点をわたってご機嫌!

 「デッドプールは、アメコミヒーローのなかでも、特にユニークな存在だよね。キャプテン・アメリカやスーパーマンとは違う、クソ野郎で(笑)、道徳的にも曖昧な存在だから、ほかのスーパーヒーローがやっちゃいけないことも、彼ならやっていい。だからこそ、観客のみんなに共感してもらえるんだと思う」と分析するライアン。米People誌が選ぶ「最もセクシーな男性」に選ばれたこともあるだけに、全身からこれでもか! とスターオーラを放っていましたが、決して大物ぶらず、性格は気さくそのもの。インタビュー中は、英語で「Fuck」「Pussy」など放送禁止用語を巧みにまぜる発言で、通訳さんを困らせ、いたずらっぽい笑顔を浮かべる一幕も。

 そんなデップーの魅力の一つが、映画や音楽、コミックなどポップカルチャーの引用や、内輪ネタを満載しまくったジョークの数々。本作にも、スタジオの枠なんて関係ない! とばかりに、ディズニーやDCコミックスにまで言及するネタの数々が散りばめられています。

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今回も俺ちゃんのおふざけが炸裂! (C) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

 撮影ではかなりのジョークが削られたそうで、「使えなかったジョークだけでカタログが一冊作れるよ!」とライアン。「こいつは違法だろっていう、ディズニー作品にまつわるハードなジョークもあったんだ。でも、ディズニーが(製作・配給の)21世紀フォックスを買収するって話題が持ち上がって、ほとんど使えなくなった。でも、僕らは、映画にイースターエッグ(隠し要素)を入れ込むのが大好き。画面の背景にたくさんの要素が隠れていたり、たった数秒、カメオ出演しているスターがいたりするよ。1回ではわからないから、劇場でもう1回観るとか、DVDで観るとか、何度も確認してもらいたいね」。

 アベンジャーズには5分で殺されるね!

 その買収によって、将来的にアベンジャーズとデップーの共演があるのかも気になるところ。「その点は僕の判断では決められないことだから、アイデアも全くないよ。全てはディズニー次第かな。でもさ、デッドプールがアベンジャーズとやっていけるかな? 彼はモラルもないクソッタレだからね(笑)。アベンジャーズとか、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの一人と共演するとかはアリかもしれない。でも、いざチームで動くとなったら、5分以内にみんなデッドプールを殺したがるんじゃない? あ、でもサノスとは共演したいよ!」。

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サノス役のジョシュ・ブローリンが、デッドプールではケーブル役で出演。当然デップーもイジりたおします。 (C) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

 前作『デッドプール』(2016)は、世界中で興行収入7億8,000万ドル(約858億円)を突破する大ヒットを記録。それを受けた続編は、アクションの見せ場こそ増えましたが、『アベンジャーズ』のような世界の命運を決める物語ではなく、未来からきたマシーン人間ケーブルから、ある少年を守るためデッドプールが奮闘するという、あくまで個人的な物語が展開します。(数字はBox Office Mojo調べ・1ドル110円計算)

「地球を救う資格をもったヒーローは、ほかにもたくさんいる。今回は、デッドプールが世界中でイタリアンマフィアやヤクザと戦う場面からスタートするんだけど、そこだって本当は、ニューヨークのリトル・イタリーとか、ロサンゼルスのリトル・トーキョーみたいなところで戦っているって設定にしたかったんだ。結局その設定は監督との話し合いでナシになったけど、彼が世界的なレベルで戦ってるって感じにしたくなかった。この映画最大のスペクタクルは、個性的なキャラクターたち。地球に彗星が落ちてくるようなシーンじゃないんだ。だからこそ面白いし、既存のスーパーヒーロー映画の半分の予算で作れる。デッドプールは世界を救ったりしない、赤いコンドーム野郎なんだよ!(笑)」。

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デッドプールが組んだ俺ちゃんチーム・Xフォースも色んな意味で大活躍!(C) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

 一足先に公開されたアメリカでもナンバーワンデビューを果たし、劇中でデッドプールが結成するヒーローチーム「Xフォース」のスピンオフ映画の企画も進行中。ライアンも「かなり大きい規模の映画になる。それも、これまでにない違うジャンルの映画にしたいって話をしているんだ」と目を輝かせていました。「素晴らしい監督と脚本を練っているところさ。これまでとぜんぜん違う方向にもっていこうぜって話をしているよ!」。

 自分をネタにするくらいじゃないと!

 ライアンにとってデッドプールは、ようやくつかんだ当たり役でもあります。かつてはDCコミックのヒーロー映画『グリーン・ランタン』に出演するもヒットとならず。デッドプールも、もとは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2011)で演じましたが、それも失敗作の烙印を押されるハメに。『デッドプール』を通じて、そんな過去の失敗もネタにしまくっているライアンは「自分をネタにするのは大好きさ。やっぱり、自分を笑えるくらいでないと。僕とデッドプールは、正直言うと境界線がないほど似ているんだよ。今回だって、もっと自分をいじりたかった。それこそがデッドプールらしさだと思うんだ」と語ります。

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『ウルヴァリン』のロケ地(増上寺)でヒット祈願。ライアンの活躍はまだまだこれからです!

 そんな彼が考えるヒーロー像とは、「居心地の良い場所から、一歩踏み出して何かをすることかな。英雄とは成長し、無私無欲であること。ほんの小さいことでも、それがヒーローであるってことかな。ちなみに僕がヒーローになる条件は、妻をメットガラに連れて行くことだ!」とのこと。バスで彼を囲む取材陣から、続編でデッドプールがグリーン・ランタンを受け入れる展開はある? と聞かれると「それ、めっちゃいいアイデアだな! デップーがピンチを彼に救われるとかね!」と大喜び。成功を手にしても、常に映画のことを考えている、一人の映画好きの姿がそこにはありました。

 ネタバレになるので触れられませんが、『デッドプール2』には、一瞬だけ登場する意外なスターのカメオ出演や、エンドロールのクレジットにいたるまで遊び心が満載。これでもかと楽しさがつまった大傑作なので、何度も何度も劇場で楽しめると思います!

映画『デッドプール2』は全国公開中

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