スタッフ10人の映画ベスト1~2020年~

 今年も残すところあとわずか。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で映画館が一時期営業停止になり、映画の公開が相次いで延期になるなど今年はさまざまなできごとがありました。改めて、映画やエンターテインメントの意味を考えさせられる年だったのではないでしょうか。ここでは、シネマトゥデイスタッフが個人的に「今年のベスト1」だと思う作品を選出。なぜその作品なのか、選んだ理由と共に作品を紹介しちゃいます!

『ジュディ 虹の彼方に』編集部・市川遥

2020年9月2日発売 『ジュディ 虹の彼方に』ブルーレイ:¥4,800(税抜) DVD:¥3,800(税抜) 発売・販売元:ギャガ - (C) Pathe Productions Limited And British Broadcasting Corporation 2019

 少女の頃からハリウッドにボロボロにされながらも、ステージに立って観客とつながることを何よりも愛し、そして誰よりもファンに愛された伝説の人、ジュディ・ガーランド。それが痛いほど伝わってくるラストパフォーマンスに目頭が熱くなる。主演のレネー・ゼルウィガーはもちろん、少女期を演じたダーシー・ショウも抜群に上手い!

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『フォードvsフェラーリ』編集部:倉本拓弥

(C) Twentieth Century Fox / Disney / Photofest / ゲッティ イメージズ

 男臭さ全開の濃密なストーリー、タイヤの擦り減る音まで伝わってくるサウンド、本物のレースカーを使って説得力のある画を求めた撮影など、全てにおいて一切の妥協なし! クライマックスに訪れるル・マンのレースシーンは疾走感があり、終始興奮しっぱなし。マット・デイモンクリスチャン・ベイルの実力派タッグによる息のあった掛け合いも最高で、“2020年ベストコンビ賞”を贈呈したい。

『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』編集部:吉田唯

『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』 - (C) Beijing HMCH Anime Co.,Ltd

 大迫力アクションに開始早々心を掴まれたかと思えば、主人公シャオヘイの可愛さにキュン! ファンタジックな世界観ながら、環境破壊や共生という現代社会に通じるテーマが熱い成長ドラマとオフビートな笑いを交えてテンポよく描かれ、今の中国アニメの力を見せつけられた。日本語吹替版キャストの声もキャラのイメージにぴったり!

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『思い、思われ、ふり、ふられ』編集部・小山美咲

『思い、思われ、ふり、ふられ』 Blu-ray スペシャル・エディション ¥6,800 +税 発売・販売元:東宝株式会社

 咲坂伊緒の人気漫画を原作に、高校生男女の恋愛を描く青春ストーリー。光と影のきらめきを使いこなす三木孝浩監督の表現によって生み出された映像は、色あせない本物の青春を切り取ったような尊さ。メイン4人の相性も絶妙で、全員がきちんと物語の主人公になれている点も秀逸。「チェリまほ」で赤楚衛二に落ちた方はぜひ!

『音楽』編集部:石井百合子

(C) 大橋裕之/ロックンロール・マウンテン/Tip Top

 不良学生3人組が思い付きでバンドを組んでフェスに出る、それだけの話なのになぜこうも揺さぶられるのか。原作では「ボボボ」の文字で表現された音をはじめアニメでしか描けないぶっ飛びの世界にトリップし、ドレスコーズが書き下ろした主題歌がエンディングで流れる頃には涙が止まらない。

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『もう終わりにしよう。』編集部:大内啓輔

Netflix映画『もう終わりにしよう。』独占配信中

 『エターナル・サンシャイン』などの脚本で知られるチャーリー・カウフマン監督作。一見、恋人との将来に悩む女性が彼の両親を訪れるという単純な物語だが、全編に巧みな仕掛けが! その謎解きに夢中になっていると、描かれるのは切実な自分探しの旅なのだと気づくはず。一人で過ごす時間が増えた今の気分にもマッチする。

『チア・アップ!』編集部:梅山富美子

(C) 2019 POMS PICTURES LLC All Rights Reserved

 シニアタウンに引っ越してきたマーサ(ダイアン・キートン)が、チアリーディングを始める物語。諦めずにチアを楽しむマーサたちの姿を見ると、年齢やできることの限界を決めつけてしまっているのではないか、人は誰でも何歳でもどんな時でも輝けるはず! とハッとさせられる。笑顔と勇気を貰える、今年こそ観てほしい1本だ。

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『アルプススタンドのはしの方』編集部:入倉功一

『アルプススタンドのはしの方』2020年12月23日先行デジタル配信&DVDレンタル開始 2021年1月20日ブルーレイ発売/¥5,800(本体)+税 BD発売・販売元:ポニーキャニオン - (C)2020「アルプススタンドのはしの方」製作委員会

 主役になれない青春だって、アツくなるのは無駄じゃない。全てのスクールカーストに属する学生たちに光を当てる愛らしい一本。若き才能たちの熱演と、城定秀夫監督の巧みな演出で、スタンド席で彼らと一緒に甲子園を応援したような心地よい興奮に包まれる。きっと観た後は、この映画が“好きでしょうがない”と思えるはず。

『エイブのキッチンストーリー』編集部:香取亜希

(C) 2019 Spray Filmes S.A.

 かわいい男の子が、カラフルでおしゃれな料理を作る……だけじゃない! 宗教問題でもめる家族の中で、自分は何者なのかと悩む12歳の少年エイブの葛藤がテーマ。そして最後には、コンフュージョン(混乱)した家族が、エイブの料理で素晴らしいフュージョン(融合)を取り戻すという、目にも心にも美味しい一品。

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『浅田家!』編集長:下村麻美

(C) 2020「浅田家!」製作委員会

 実話を基にした、ちょっと変わったこの家族の物語は、家族のユニークなエピソードが連続しながら、その日常がさらりと描かれていく。気がつくといつの間にか浅田家のファンになっている。中野量太監督は、家族間の心の機微を人間臭く、かつ温かく描く名手。二宮和也の演技力も天才的で、演じているのかさえ分からないほどナチュラル。

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