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伝説のネット怪談!映画『リゾートバイト』が予想を超えてきた!

 水平線の彼方へ広がる青い海と真っ白なビーチ、癒しの自然が広がる美しい島に、思い出作りを兼ねて働きにきた若者たち。そんな彼らを待ち受けていたのは、禁じられた儀式から生まれた、おぞましい怪異だった……。

 2009年にインターネットで産声をあげ、瞬く間にミーム化した最恐ネット怪談がついに映画化された。10月20日から公開されるリゾートバイトは、多くのネット民に一生モノのトラウマを植え付けた物語を映像化、脅威の再現度と予測不可能のストーリーが融合した、恐怖もストーリーも観る者の予想を超えてくるホラーエンターテインメントだった!

最恐ネット怪談「リゾートバイト」とは?

 原作は、今から14年前、2009年に日向麦が「ホラーテラー」(怖い話投稿サイト)に書き込んだ怪奇譚。夏休みを利用して、海に近い旅館でアルバイトに励む3人の大学生たち。気だてのいい女将をはじめ従業員も優しく、ベストな職場環境に恵まれたと喜ぶ彼らは、ある夜、閉鎖された旅館の2階で謎の儀式の痕跡を目撃し、想像を絶する恐怖に襲われる。

 禁忌の儀式、3人に迫る正体不明の怪異、その怪異と対峙する恐怖の一夜、優しかった女将の隠された真実……読む者を引きつけて離さない怒涛のミステリー展開と身の毛のよだつ恐怖描写が満載のスリリングな物語は、多くの読者を虜にした。

楽しいはずのリゾートが恐怖の現場に……

 初投稿された後、匿名掲示板「2ちゃんねる」(現:5ちゃんねる)のオカルト板スレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」(通称:洒落怖)に再投稿されると、その恐怖はさらに拡散。ネット怪談の代表作として当時の“洒落怖”ブームを牽引し、現在まで読み継がれている。そんな伝説のネット怪談の実写化に挑んだのが『リゾートバイト』だ。

身の毛がよだつ恐怖はそのまま…脅威の再現度

間取りこそ違うが恐怖の現場となる2階の雰囲気はバッチリ

 映画『リゾートバイト』は、ワクワクが待つリゾートを舞台にしながら、どこか不穏な空気が漂う、怪談の世界観を巧みに映像化している。映画の舞台となる砒石島(ひせきじま)は、美しい海と自然豊かでのどかな景色が広がる穴場スポット。

 そこに働きにやってきた大学生の内田桜(伊原六花)と、同じ大学に通う桜の幼なじみ・真中聡(藤原大祐)、そして、二人の幼なじみである華村希美(秋田汐梨)の3人。彼らが働く旅館「八代屋」は、恐怖が待っているとは思えない、旅館よりも民宿に近い、原作通りの家庭的な宿だ。

 観光シーズン到来直前ということもあり、休憩時間にバカンスを楽しむ余裕もある3人は、気のいい旅館の従業員・岩崎(松浦祐也)から、旅館の2階に存在する開かずの部屋への肝試しをもちかけられる。その部屋には誰も泊まっていないはずだが、旅館の女将・真樹子(佐伯日菜子)が、夜な夜な料理を運んでいるのだという……。

旅館の女将・真樹子(佐伯日菜子)は美しくもどこか不気味な雰囲気……

 オリジナルとは、旅館の間取りが変更されているが、開かずの間へと続く隠し階段に響くパキパキパキという不快な音や、踊り場に積まれた腐臭を放つ大量の残飯といった描写はネット民を恐怖に陥れた『リゾートバイト』そのもの。書き込みだけでは想像が浮かびにくい描写が見事に表現されており、初めて目にする者は薄気味悪い何かを感じ、原作ファンは「そうそう、こんな感じ!」とうなずきたくなること必至だ。

 秘密の部屋を目にした聡が、何の前触れもなく取り憑かれたように残飯を貪る姿には、スレッドを読んだ当時の恐怖を思い出す人も多いだろう。若い頃の美貌を漂わせる柔和で気立てのいい女将が、真夜中に無表情で開かずの部屋へと料理を運ぶ、不穏な描写にも背筋が凍る。

絶対に予測できない怒涛のクライマックス!

桜が目撃する本当の怪異とは? ネット怪談好きならビックリすること間違いなし!

 映画版のすごさは、その再現度だけに止まらない。主人公たちを襲う怪異を祓うため訪れたストーリーの分岐点ともいえる島の住職とのパートに差し掛かると、物語は予想不可能な方向へと転がっていき、原作読者ほど前のめりになってしまうはず。桜達の目の前に現れる「本当の怪異」、3人を手助けする島の住職、そして明かされる女将の真の目的など、次々に新たな謎が出現する。

 追加されたオリジナル要素は、原作の恐怖をリスペクトしながら、想像を絶する展開、ネット怪談の愛好家ならばニヤリとなること確実の秀逸な仕掛けばかり。ジェットコースターのごとく進行する「絶対に先が読めない展開」で、誰もが新鮮な驚きを味わえるはずだ。

都市伝説ホラーの名手が放つ集大成!

島の住職(梶原善)の登場で物語はさらに加速! 主演の伊原六花はNHK連続テレビ小説「ブギウギ」にも出演する若手注目株

 『リゾートバイト』のメガホンを取った永江二朗監督は、オリジナルビデオシリーズ「2ちゃんねるの呪い」(2009~)以来、ネットの都市伝説を数多く映像化してきている名手。本作は、永江監督が手掛けた『真・鮫島事件』(2020)、『きさらぎ駅』(2022)に続く、“ネット都市伝説3部作”の最終章でもある。

 前作『きさらぎ駅』では、「2ちゃんねる」のオカルト板に投稿された有名都市伝説を映画化。謎の無人駅に降り立った投稿者の書き込みをベースに、一人称のFPS視点を駆使して描かれる異世界からの脱出劇は、ホラーの枠を越えた高いエンターテインメント性で話題を呼んだ。

 『リゾートバイト』は、そんな永江監督と『きさらぎ駅』チームが再結集した“ネット都市伝説”映画の集大成ともいえる一本。クライマックスに待ち受ける怒涛の展開に、映画館を出た後で、誰かと語り合いたくなること間違いなしだ。

映画『リゾートバイト』は10月20日より全国公開
公式サイトはコチラ!<<

映画『リゾートバイト』予告編

(C) 2023「リゾートバイト」製作委員会

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