向井康二「夢が叶った」日タイ合作映画『(LOVE SONG)』母親の反応に笑顔「3回観ています」

Snow Manの向井康二が2日、都内で行われた映画『(LOVE SONG)』の公開記念舞台あいさつに登壇し、本作に参加できたことの喜びを語った。この日は、森崎ウィン、及川光博、藤原大祐、齊藤京子も来場した。
日タイ合同制作の本作は、東京とバンコクを舞台に、男性二人の恋をユーモラスに描くラブストーリー。海外勤務を命じられてバンコクに降り立った研究員・ソウタ(森崎)が、学生時代に思いを寄せていたカメラマンのカイ(向井)と再会する。
登壇した向井は「盛り上がってますか!?」とライブのノリでコール。観客から「イェーイ!」とレスポンスをもらうも、「ダメだよ。帰っちゃうよ、僕」とボリュームのダメ出し。しかし、上映後の舞台あいさつのため、及川から「みんな、(役との)ギャップにびっくりしない?」と指摘されると、向井は「映画、楽しかったですか?」と言い換え、再び「イェーイ!」と返されると、「これですね」と喜び、「タイ語と日本語の二刀流、向井康二です」とあいさつした。
グループ出演作以外で初めて単独で映画に参加し、森崎とダブル主演を務めた向井。タイ生まれでもある向井は「タイの作品に出たいという夢があったので、一つ夢が叶ったし、初めての単独(出演)の作品でもあるから、大事に、これからの代表作になるのかなと思いますので、みなさんいっぱい観てください」とアピールした。
10月31日から公開されている本作。向井は「SNSと映画サイトの口コミに載っているのが嬉しい」と喜び、「うちのオカンは3回観ています。昨日、電話したんですけど、感想が止まらないんで切りました。『また明日ね』って言って。タイの方なんで思い出があるでしょうし、僕もそのためにやったというのもあるので嬉しいですね」としみじみと語った。
そんな向井の印象について、森崎が向井側に手を向けて話し始めると、その手を握る向井。森崎が「急にドキドキするから止めてくれよ」と照れると、向井は「手、出したから」と平然とコメント。その後、森崎は「昔から会っていたんじゃないかというくらいの親近感があって不思議な感覚でした」と打ち明ける。向井も「スッと喋れたし、本読みも楽しかったですし、上手くいきそうだなっていう雰囲気がありました」と告白。さらに、向井は「シーンを変えました。卵焼きを作るシーンは、もともと向かい合ってやっていたんですけど、二人で話し合って『違うよね』となって、撮影が後日になりました」と明かし、「(相手役が)ウィンくんでよかった」と感謝していた。(錦怜那)


