朝ドラ「おむすび」キャスト・あらすじ【まとめ】
橋本環奈が主演を務めるNHK連続テレビ小説の第111作「おむすび」(9月30日放送開始)。ここではキャストやあらすじをまとめて紹介する。
平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本)が、栄養士として人の心と未来を結んでいくオリジナル作品。どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、平成から令和の荒波をたくましく突き進む姿を描く。舞台は福岡・神戸・大阪。物語は、結が福岡で青春をおう歌する高校時代からスタートする。
脚本を手掛けるのは、ドラマ「正直不動産」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」などの根本ノンジ。主題歌はB'zの「イルミネーション」。リリー・フランキーが語りを務める。
主人公・結と家族
米田結(よねだ・ゆい):橋本環奈
平成に元号が変わった最初の日に生まれる。自然豊かな福岡県・糸島で、農業を営む家族と暮らしている。あることがきっかけで、人々の健康を支える栄養士を志すようになる。
米田歩(よねだ・あゆみ):仲里依紗
福岡で“伝説のギャル”として知られる、結の8つ年上の姉。奔放な振る舞いで米田家に波乱を巻き起こすが、ギャルになった裏にはある秘密が……。
米田聖人(よねだ・まさと):北村有起哉
結と歩の父。元理容師で、今は糸島で農業にいそしんでいる。
米田愛子(よねだ・あいこ):麻生久美子
結と歩の母。義母・佳代と家事をしながら、聖人の営む農業を支えている。絵を描くのが得意。
米田佳代(よねだ・かよ):宮崎美子
結と歩の祖母。古くから伝わる先人たちの知恵に明るく、結が困った時の良きアドバイザーでもある。
米田永吉(よねだ・えいきち):松平健
結と歩の祖父。野球のホークスファンで、自由奔放な“のぼせもん”。困っている人がいたら放っておけない、情に厚い性格。
福岡・糸島の人々
四ツ木翔也(よつぎ・しょうや):佐野勇斗
福岡西高校に野球留学中の高校球児。四ツ木という姓と眼鏡姿から「福西のヨン様」と呼ばれている。糸島に練習場があり、結と時々出くわす。栃木県出身。
古賀陽太(こが・ようた):菅生新樹
結の幼なじみで高校のクラスメイト。野球部員。父は糸島の漁師だが家業を継ぐ気はなく、IT業界を目指している。ある約束により、結のことを何かと気にかけている。
風見亮介(かざみ・りょうすけ):松本怜生
書道部の先輩。結にとって憧れの存在。書道のイメージを一新するような書家を志している。
宮崎恵美(みやざき・えみ):中村守里
結のクラスメイトであり、高校での最初の友達。結を熱心に書道部へと誘う。派手なギャルが苦手。
真島瑠梨〈ルーリー〉(ましま・るり):みりちゃむ
結の姉・歩が結成した「博多ギャル連合」(略してハギャレン)の、現在の総代表。あだ名は「ルーリー」。ハギャレンの復興を目指している。
佐藤珠子〈タマッチ〉(さとう・たまこ):谷藤海咲
ハギャレンのメンバー。あだ名は「タマッチ」。子供の頃からダンスが好きで、ハギャレンではパラパラの振付を担当。筋が通らないことを良しとしない、一本気タイプ。
田中鈴音〈スズリン〉(たなか・すずね):岡本夏美
ハギャレンのメンバー。あだ名は「スズリン」。結と同い年で、いつもスナック菓子を食べている。手先が器用で、ネイリストになるという夢を持っている。
柚木理沙〈リサポン〉(ゆずき・りさ):田村芽実
結のクラスメイト。学校では校則を守るおとなしい女子高生だが、実は隠れギャル&ハギャレンメンバーでもある。あだ名は「リサポン」。ギャルの歴史を本にすることが夢。
ひみこ:池畑慎之介
糸島の「スナックひみこ」の店主。年齢、性別、経歴、すべてが不詳の謎の人物。糸島の住人一人一人の事情をなぜか把握している。
佐々木佑馬(ささき・ゆうま):一ノ瀬ワタル
結の姉・歩と行動を共にする“自称・米田歩のマネージャー”。
大河内明日香(おおこうち・あすか):寺本莉緒
結の姉・歩と対立していた、元天神乙女会のギャル。
松原保(まつばら・たもつ):長谷川忍(シソンヌ)
糸島東高校の教師で結の担任。結の姉・歩のことも知っている。
五十嵐郁美(いがらし・いくみ):若月佑美
糸島東高校の書道部顧問。書を通して生徒たちが成長する姿を優しく見守る。
川合紗香(かわい・さやか):兒玉遥
天神界わいの治安を守る警察官。
草野誠也(くさの・せいや):原口あきまさ
糸島の商店街で陶器店を営んでいる。ホークスの大ファン。
古賀武志(こが・たけし):ゴリけん
結の幼なじみ・陽太の父親。糸島で漁師をしている。
大村伸介(おおむら・しんすけ):斉藤優(パラシュート部隊)
糸島の商店街で薬店を営んでいる。ホークスの大ファン。
井出康平(いで・こうへい):須田邦裕
結の父・聖人の幼なじみ。糸島の農業を何とかしたいと日々奮闘している。
飯塚恭介(いいづか・きょうすけ):BUTCH
福岡県博多のカフェバー「HeavenGod」の店長。
イベント司会者:田中健二
糸島で開かれる“大規模フェスティバル”の司会者。
神戸の人々
渡辺孝雄(わたなべ・たかお):緒形直人
神戸・さくら通り商店街で靴店を営む、腕利きの靴職人。寡黙で口下手なため誤解されやすい。以前に妻を亡くしてから頑固になり、商店街の中で孤立するように。男手ひとつで一人娘を育てている。
佐久間美佐江(さくま・みさえ):キムラ緑子
さくら通り商店街で夫婦で総菜屋を営む。明るく豪快な性格で、阪神・淡路大震災後は避難所の運営にリーダーシップを発揮する。娘の菜摘は結の同級生で友人。噂話が大好き。
若林建夫(わかばやし・たてお):新納慎也
神戸市役所の職員。さくら通り商店街にアーケードを設置する計画の担当者で、結の父・聖人に商店街側の責任者になるよう依頼する。震災時の対応、そしてその後の復興に奔走する。
高橋要蔵(たかはし・ようぞう):内場勝則
高橋テーラーの店主。体を鍛えるのが趣味の元気なおっちゃん。地震後、米田家と同じ宝井小学校に夫婦で避難し、聖人たちと共に避難所の運営に加わる。
大崎彰(おおさき・あきら):内海崇(ミルクボーイ)
宝井小学校の教師。震災時に勤め先の小学校が避難所になる。
福田康彦(ふくだ・やすひこ):岡嶋秀昭
さくら通り商店街にある「福田整体院」の院長。面倒見がよく、世話焼きで、人情に厚い。熱心なオリックスファン。震災後、米田家が糸島に移住したあとも、一家のことを気にかけ続ける。
矢吹沙智(やぶき・さち):山本舞香
神戸栄養専門学校の結の同級生。高校時代は有名な陸上選手。当時はまだ珍しい、スポーツ専門の栄養士を目指している。ギャル姿で登校してきた結と、入学初日からぶつかる。
湯上佳純(ゆがみ・かすみ):平祐奈
神戸栄養専門学校の結の同級生。開業医の娘で生粋の“お嬢さま”。入学時から「栄養で世界を救う」という高い理想を持つ。普段は物腰柔らかだが、一度火がつくと止まらない。
森川学(もりかわ・まなぶ):小手伸也
神戸栄養専門学校の結の同級生。不動産会社の元営業マンで、入院をきっかけに栄養士を志す。他の学生との年齢差に戸惑いつつも、過去の経験を通して、仲間に新たな気づきを与えることも。
桜庭真知子(さくらば・まちこ):相武紗季
神戸栄養専門学校の、結たちの担任教師。管理栄養士の資格を持つ。優しい瞳の奥に、栄養士として譲れない信念を持つ。「試しにやってみよう」が口癖。
石渡常次(いしわたり・じょうじ):水間ロン
神戸栄養専門学校・調理実習講師。丁寧な口調だが、指導は厳しく、学生たちに基礎の大切さを徹底的に教えていく。
相原三花〈チャンミカ〉(あいはら・みか):松井玲奈
結の姉・歩の中学時代からの友人。通称・チャンミカ。元町の古着店「ガーリーズ」の店主として、神戸のギャル文化を支えている。
佐久間菜摘(さくま・なつみ):田畑志真
結の幼なじみ。美佐江の娘。母譲りの明るい性格で、ギャル姿で神戸に戻ってきた結を優しく出迎える。
あらすじ
平成“ど真ん中”の2004年(平成16年)。ヒロイン・米田結は、福岡・糸島で両親や祖父母と共に暮らしていた。「何事もない平和な日々こそ一番」と思って生きてきた結。しかし、地元で伝説と化した姉の存在や、謎のギャル軍団、甲子園を目指す野球青年など、個性的な面々にほん弄されていく。そんな仲間との濃密な時間の中、次第に結は気づいていく。「人生を思いきり楽しんでいいんだ」ということを--。
青春時代を謳歌した自然豊かな糸島、そして阪神・淡路大震災で被災するまでの幼少期を過ごした神戸。ふたつの土地での経験を通じて、食と栄養に関心を持った結は、あることをきっかけに人のために役立つ喜びに目覚める。そして目指したのは栄養士だった。「人は食で作られる。食で未来を変えてゆく」。はじめは、愛する家族や仲間という身近な存在のために。そして、仕事で巡りあった人たちのために。さらには全国に住む私たちの幸せへと、その活動の範囲を広げていく。
(C) NHK
(清水一)