朝ドラ「ばけばけ」あらすじ【随時更新】

高石あかり(高=はしごだか)が主演する連続テレビ小説の第113作「ばけばけ」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)のあらすじを、まとめて紹介する。(随時更新)
松江の没落士族の娘・小泉セツ(1868~1932)と小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルとした「ばけばけ」は、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本を舞台に、「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦をフィクションとして描くストーリー。脚本は、NHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(第30回橋田賞受賞)などのふじきみつ彦が執筆する。主題歌はハンバート ハンバートの「笑ったり転んだり」。
第1週(9月29日~10月3日)「ブシムスメ、ウラメシ。」
この世はうらめしい。けど、すばらしい。没落士族の娘・松野トキ(高石)と外国人の夫・ヘブン(トミー・バストウ)。怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。
明治のはじめ。小学生のトキ(福地美晴)は、父・司之介(岡部たかし)と母・フミ(池脇千鶴)、祖父・勘右衛門(小日向文世)と、世をうらみ、貧しい日々を送っていた。司之介はトキにいい暮らしをさせたいと一大決心をする。
「ばけばけ」あらすじ
明治時代の松江。松野トキは、怪談話が好きな、少し変わった女の子だ。松野家は上級士族の家系だが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。とても貧しい暮らしをすることになってしまう。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごす。
極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んできた。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事だ。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意する。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのだった。
トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされる。ところが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていく。しかも、二人とも怪談話が好きだったのだ。へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が、夜な夜な怪談話を語り合うへんてこな暮らしが始まる。
(編集部・倉本拓弥)


