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デル・トロ監督、スタジオ設立!『ホビット』降板でピーター・ジャクソンのまね?

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映画界の未来を考えるギレルモ・デル・トロ監督
映画界の未来を考えるギレルモ・デル・トロ監督 - Kristian Dowling / WireImage / Getty Images

 映画『ホビット/The Hobbit』(原題)の降板後も制作・監督の予定企画がめじろ押しのギレルモ・デル・トロ監督が、自身の映画スタジオ「ミラダ」をロサンゼルスに設立した。このスタジオは、デル・トロ監督がパートナーのギレルモ・ナヴァロらと、映画制作の拠点とするためにロサンゼルスのマリーナ・デル・レイに設立したもので、全体で2万5,000平方フィート(約2,323平方メートル)の広さをもつスタジオだという。

ギレルモ・デル・トロ監督作映画『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』写真ギャラリー

 報じたデッドライン・ニューヨークに監督が語ったところでは、監督は映画『ホビット/The Hobbit』(原題)にかかわっていたときに、ピーター・ジャクソンが作った映画制作プロダクションを目の当たりにして感銘を受けたことから、自分自身のためのスタジオ設立を考えるようになったとのこと。その後同作品の監督を降板したことでできた時間を使って、そのアイデアを実行に移したようだ。

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 「自分の拠点として働く場所が欲しかった」というデル・トロ監督。今後多くのプロジェクトをこのスタジオを通して進めていき、将来的にはこの場所から才能あるスタッフを生み出していきたいと考えているとのこと。すでにメキシコに同国の映画制作者を養成するための製作会社「チャチャチャ」を設立している監督。自身の映画のことだけでなく、映画界の未来についても大きな展望をもっているようだ。

 デル・トロ監督は現在、ジェームズ・キャメロン監修の下、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの小説「狂気の山脈にて」の3D映画化企画に取り掛かっている。

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