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「デスパレートな妻たち」のニコレット・シェリダン、不当解雇裁判の再審が延期に 負けたも同然?

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もう後には引けないわ…… - ニコレット・シェリダン
もう後には引けないわ…… - ニコレット・シェリダン - Toby Canham / Getty Images

 テレビドラマ「デスパレートな妻たち」のニコレット・シェリダンが待ち望んでいた不当解雇裁判の再審が延期された上、もともとの裁判で製作側が勝訴すべきだったと控訴裁判所がコメントした。

 ニコレットは同ドラマのクリエイター、マーク・チェリーに意見したことに対し、自分のキャラクターが死ぬという形でドラマを降板させられたと不当解雇の訴えを起こしていた。裁判では陪審員が評決を下せず、9月に再審が決まっていたが、控訴裁判所がそれに待ったをかけたとハリウッド・レポーターが報じている。

 控訴裁判所は「ニコレットの出演契約を延長するというオプションを製作側が行使しなかった場合は不当解雇に当たらない」との製作側の主張を認める判断を下し、再審を延期し、本裁判の裁判官から事情を聞くことになったとのこと。ニコレットは追い詰められてしまった状態だが、彼女の弁護士は労働安全衛生法違反という新たな面から再審に臨むとコメントしており、まだあきらめていない様子だ。ニコレットはこの一件で仕事がまったくなくなったと言っており、もう後には引けないだろう。

 「デスパレートな妻たち」は第8シーズンで打ち切りが決定し、5月13日にアメリカでシーズン・フィナーレが放送されたばかり。ウィステリア通りの住人たちをめぐるストーリーの中で死亡したキャラクターは計52名だったとマイクを演じたジェームズ・デントンはアクセス・ハリウッドのインタビューで明かしている。そう考えると、ニコレット演じるイーディの死もストーリーの一部に過ぎなかったのかもしれない。(澤田理沙)

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