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日本映画『ある脅迫』がハリウッドリメイクへ!『南極物語』蔵原惟繕監督によるサスペンス

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『ある脅迫』のリメイクを手掛けるロバート・モレスコ
『ある脅迫』のリメイクを手掛けるロバート・モレスコ - Duffy-Marie Arnoult / WireImage / Getty Images

 映画『南極物語』などで知られる蔵原惟繕監督が1960年に発表した映画『ある脅迫』のハリウッドリメイクが進行していることが明らかになった。アカデミー賞を受賞した映画『クラッシュ』のロバート・モレスコが脚本を手掛けている。

ロバート・モレスコが脚本を手掛けた映画『クラッシュ』フォトギャラリー

 『ある脅迫』は、将来を約束された銀行員が転落していくさまを描いたサスペンスで、多岐川恭の小説が原作。金子信雄西村晃白木マリ(現・白木万理)などが出演している。Collider.comによると、リメイク版は舞台を現代に移したものになるという。監督は、脚本を手掛けるロバートが務める可能性もあるが、現時点では未定だ。

 先日には鈴木清順監督が1963年に発表した映画『野獣の青春』を『レッドクリフ』で知られるジョン・ウー監督がリメイクすることが発表されるなど、1960年代の日本映画がにわかに注目を浴びている。こうしたリメイクをきっかけに、顧みられることの少なくなった当時の作品群に再びスポットが当たることを願いたい。(編集部・福田麗)

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