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大島優子が涙で退場…「この映画が嫌い」 『悪の教典』上映会で

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大島優子の退場後に撮影
大島優子の退場後に撮影 - 映画『悪の教典』の「AKB48特別上映会」より

 18日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、映画『悪の教典』の「AKB48特別上映会」が行われ、メンバーの大島優子が上映後に目に涙を浮かべて退場する一幕があった。大島は「わたしはこの映画が嫌いです。命が簡単に奪われていくたびに、涙が止まりませんでした。映画なんだからという方もいるかもしれませんが、わたしはダメでした。ごめんなさい」と本音を吐いた。

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 本特別上映会は、同グループの総合プロデューサー秋元康が作品のエンターテインメント性と芸術性に感銘を受け、メンバーの勉強のために企画された上映会。貴志祐介のベストセラー小説を伊藤英明主演三池崇史監督が映画化した本作は、生徒に慕われている人気教師・蓮実(伊藤)が、自己の目的のためにクラスの生徒全員を殺す姿を描いた問題作で、その残忍な描写からR15+(15歳以上鑑賞可)指定されていることでも話題になっている。

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 大島のほかに、柏木由紀秋元才加ら計38名のAKB48メンバーがこの日の上映会に参加し、主演の伊藤、三池監督も駆け付け舞台あいさつを行った。映画を観終えたばかりの同メンバーの前に、突如ショットガンを手に現れた伊藤。その姿に場内は悲鳴に包まれ、秋元は「こんなに怖い映画を観たのは初めて。それに英明さんがショットガンを持って登場したのが本当に怖かった」と体を震わせながらコメントした。

 伊藤とAKB48といえば、同グループ12枚目のシングル「涙サプライズ!」(2009年)のプロモーションビデオで、伊藤が英語教師役、メンバーが生徒役で共演した間柄。柏木はそのことを振り返り「英明さんが『涙サプライズ!』の時とあまりに違いすぎて、人間不信になりそうなくらいでした(笑)」と笑顔ながらも映画の衝撃的な内容に驚いた様子。

 そんなメンバーの姿を見た伊藤は「皆さんのような国民的アイドルグループが観に来てくれたことが本当にうれしいです」と感激し、「一生懸命作った作品を、皆さんがここまで入り込んで観てくれて感動しました」と晴れ晴れとした表情で語った。先日開催された第7回ローマ国際映画祭で4分半のスタンディングオベーションを受けた本作は今月10日に公開され、18日時点で早くも動員60万人を突破している。(編集部・小松芙未)

映画『悪の教典』は全国公開中

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