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佐藤浩市、森山未來、ニューヨークからロシア、タイまで温度差60度の攻防!

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過酷な撮影環境を戦い抜いた佐藤浩市&森山未來
過酷な撮影環境を戦い抜いた佐藤浩市&森山未來 - 撮影:高野広美

 映画『亡国のイージス』『北のカナリアたち』などの阪本順治監督が、原作の福井晴敏と共に脚本を担当し、旧日本軍の秘密基金といわれている「M資金」を題材に描いた骨太エンターテインメント作品『人類資金』。アメリカ、ロシア、タイ、日本と4か国でロケを敢行した本作について、主演の佐藤浩市、本作のキーパーソンを熱演した森山未來が、阪本監督と共に語った。

 人類資金をめぐる本作のストーリーは、アメリカ・ニューヨークにある国連ビルをはじめ、ロシア、タイと海外でのロケが必須。最初に本作のプロジェクトを聞いたときは「本当にできるのかよ……」と思わずつぶやいたと佐藤が言うほど、実現は到底不可能と思われるようなプロジェクトだった。

 だが実際に撮影が始まると、映画の神様は阪本組にほほ笑んだ。海外での予備日が一日もないというタイトなスケジュールにもかかわらず、ワンシーンも取りこぼさずにロケは成功。佐藤は、「ハバロフスクでの吹雪シーンは、あのシーンの撮影をしていた午前中だけ吹雪になった。そんなふうに、ここで雪が欲しいなってときに吹雪いてくれた」と奇跡的な出来事を振り返る。

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 マイナス23度のハバロフスクと、時に気温37度となるタイとの温度差は約60度! 過酷な撮影環境と戦いながら、さまざまな言語を堪能に操り、クラブマガというイスラエルで考案された戦闘術にも挑戦した森山は、本作の撮影を「精神的にも、役者としても成長させてもらいました」と笑顔で撮影を振り返った。

 脚本から伝わる監督の熱意に出演を決意したという森山は「この映画に参加しなかったら、きっと後悔すると思った」と語った。不可能が可能となったのは、阪本監督や、監督のもとに集まったスタッフ・キャストたちの努力あってこそだ。「全ての歯車が映画のためにちゃんと回ってくれた」と佐藤が語る本作には、阪本監督をはじめ、俳優やスタッフたちの映画に懸ける思いがあふれている。(編集部:森田真帆)

映画『人類資金』は10月19日より全国公開

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