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本物のアンドロイドの演技映像!新井浩文、村上虹郎出演『さようなら』予告編

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こんな未来はすぐそこかも?
こんな未来はすぐそこかも? - (C) 2015『さようなら』製作委員会

 人間とアンドロイドが世界初共演した平田オリザの同名傑作戯曲を映画化した『さようなら』の予告編が公開され、本物のアンドロイド「ジェミノイドF」が一俳優として演技する姿が披露された。

【写真】新井浩文、村上虹郎も出演!

 本作は、原子力発電施設の爆発で放射能に侵され、政府が「棄国」を宣言した近未来の日本を舞台に、計画的避難体制のもと人々が国外へ避難する中、避難優先順位下位のため取り残された南アフリカの難民・ターニャと、幼いころから病弱な彼女をサポートするアンドロイドのレオナが死に向き合う姿を活写する。

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 主人公ターニャは舞台でも同役を務めたブライアリー・ロングが続投、レオナは「マツコロイド」の監修者としても知られるロボット研究の第一人者・石黒浩教授が中心となって開発した本物のアンドロイド「ジェミノイドF」が演じるほか、新井浩文村上虹郎が脇を固める。メガホンを取ったのは、『ほとりの朔子』などの深田晃司監督。

 公開された映像は、「ジェミノイドF」の「ぼくもういかなきゃなんない すぐいかなきゃなんない」という切ないセリフから始まり、放射能に汚染された土地で、死にゆくターニャに死を知らないレオナが谷川俊太郎の詩「さようなら」を読んで聞かせる姿が、静謐(せいひつ)な映像で描かれる。併せて公開されたポスタービジュアルでも大きな木の下で肩を寄せ合う二人の姿が切り取られており、生と死の本質を鋭く描き出す深田監督の手腕に期待が高まる。(編集部・吉田唯)

映画『さようなら』は11月21日より全国公開

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