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伊勢谷友介流かっこいい生き方、人間はダサイ?

生き方そのものがかっこいい!
生き方そのものがかっこいい! - 写真: 日吉永遠

 伊賀の忍びVS最強の織田軍の戦いを描いた大野智主演映画『忍びの国』で、義に生きる織田方の武士・日置大膳(へきだいぜん)を演じて男のかっこよさを体現した伊勢谷友介が、自らの考える「かっこいい生き方」について語った。

男の色気ほとばしる!【インタビューカット集】

 伊勢谷は俳優として多くの作品で人々を魅了すると同時に、自ら「REBIRTH PROJECT」を立ち上げ、エシカルエコノミーの普及や地域振興などの社会活動を行っている。「たまたま宇宙人の目線で地球人を見下ろしたときに、人間って地球を消費しすぎる一番ダサい生き物で、ガン細胞みたい」だと感じたことがきっかけだった。自身が監督を務めた2作目の映画『セイジ -陸の魚-』の脚本を書いていたころだという。

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 「しかも人間はその醜さを意識せず、賢いと思っている。自分もその一味だからそれならどうしたらいいのか、おのずと見つかりました」という経緯で、未来をどうしたらよくできるか理解し行動して、なおかつそれをビジネスとして成立させるという、今のあり方を選択した。それが、自身の考える「かっこいい生き方」だ。

 「武士として生きた大膳の生きざまとは少し違いますね」と笑いながらも、「僕自身は、自分だけの命や欲望を大事にするのではなく、きちんと理想や理念を求めて生きていけばそれは後世に引き継がれていくと思っています。自分を生存させるためだけに一生懸命になるんじゃダメだと思う」と真剣に語った。

 映画『忍びの国』は嵐の大野智がひょうひょうとしながらも無敵の忍者・無門にふんし、華麗なアクションを披露することでも話題だが、伊勢谷は「主人公だけど決して正義として描かれてない。彼ら忍者は自らの欲望ゆえに大切なものを失います。そこの戒めみたいな部分も面白い」と自身が感じた作品の魅力をアピール。かつてない新鮮味あふれる忍びの姿は、伊勢谷の体現するかっこよさも際立たせている。(取材・文:早川あゆみ)

映画『忍びの国』は全国公開中

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