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日本版「24」仲間由紀恵、唐沢寿明の言葉に安堵 日本初の女性総理候補役

左から池内博之、仲間由紀恵、唐沢寿明、栗山千明、木村多江、岸学
左から池内博之、仲間由紀恵、唐沢寿明、栗山千明、木村多江、岸学

 仲間由紀恵が日本初の女性総理候補役に挑戦したテレビ朝日系ドラマ「24 JAPAN」(10月9日スタート、毎週金曜夜11時15分~※一部地域除く)の制作発表記者会見が、1日に都内スタジオで開催。主演の日本版ジャック・バウアーを演じる唐沢寿明が、仲間の芝居に感動したと明かすひと幕があった。この日は共演者の栗山千明池内博之木村多江のほか、ジャック・バウアーのものまねで知られるお笑いコンビ・どきどきキャンプの岸学も出席した。

【写真】仲間由紀恵、2012年の映画で男として生きるヒロインに

 オリジナル版の「24 -TWENTY FOUR-」のシーズン1をベースにした本作。仲間が演じるのは、ドラマのキーパーソンとなる日本初の女性総理候補・朝倉麗(あさくら・うらら)。文武両道で国民からの支持も厚く、夫と二人三脚で政治活動を行う一方で、息子と娘を持つ母親でもある。総選挙当日、自らの暗殺計画が発覚する……という役どころだ。

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 仲間は「本当に素敵な、魅力的な役者さんたちと一緒にこの作品を作れるということをすごくうれしく思っています。最後まで皆さんと一緒に走り抜けたいと思います」とコメント。唐沢と同じくオリジナル版の大ファンだという仲間は、「ドラマも本当に好きで観ていまして、自分の作品の撮影中だったりもしたんですが、夜中に疲れて帰ってきても、このドラマを続けて朝まで観てしまったり。それくらいでのめり込んで、この作品のファンになっていたなと思います」と切り出すと、日本版への出演をオファーされた当時を述懐。

 「一体何の役かしらと思っていたらまさかの役で。海外のドラマの方は男性の大統領という設定なんですけれど、日本版はそこを女性に置き換えて、わたしがやらせていただくことになり大変驚きましたが、一生懸命演じていけたら」と意気込んだ。

 唐沢と仲間が共演するシーンはまだ撮影されていないというが、実際に仲間の芝居を映像で観たという唐沢は「実は去年、スペシャルドラマで共演して。そっちはコメディーだったんですけど、その印象が結構ありました」と前置きしたうえで、「だから映像を観たときに、別人のような感じがしたんですよね。なかなかそういう風に見えることって少ないんですよ。どうしてもイメージ通りに出てくる人が多いので。だからやっぱりすごいなあと思って」と絶賛。実際に、仲間に「感動した」というLINEを送ったことを明かす。

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 それを聞いた仲間は「うれしいです」と笑顔。「撮影をしながらも、こういう感じでいいのかなと、不安を抱えながらの撮影だったので。これでいいんだと思いました」と安堵の表情を見せた。

 アメリカ版からの変更点について、「日本版では、日本初の女性総理大臣が誕生するかもしれないという設定に変更したところが一番大きな変更点かなと思います。日本でもいつか、本当に女性の総理大臣が誕生するかもしれませんし、そんなところも楽しんでいただきたいと思っております」と語るのは、神田エミイ亜希子プロデューサー。さらに「(オリジナル版は)20年前の作品なので通信機器や技術的なものが、シーズン1を見返してみると、やはり少し昔なんですよ。そういったところも2020年版では最新にしておりますので、そのあたりも楽しんでいただけたらと思います」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

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