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田中圭、愛されない刑事役で堤幸彦監督と再タッグ!ムチャぶりも準備OK

このポーズにはどんな意味が? 「死神さん」田中圭と堤幸彦監督
このポーズにはどんな意味が? 「死神さん」田中圭と堤幸彦監督

 俳優の田中圭が、「ケイゾク」「SPEC」シリーズの堤幸彦をメイン監督に起用した、今年の秋に配信される予定のHuluオリジナル刑事ドラマ「死神さん」で、主演を務めることが決定した。

男の色気が漂う…田中圭【画像】

 大ヒットドラマ「おっさんずラブ」をはじめとする、愛され系男子役で話題を呼んできた田中だが、本作で挑むのは、組織内で“死神”と呼ばれる、誰からも愛されない刑事役。警視庁内にある謎の部署で、無罪確定となった事件の再捜査にあたる主人公・儀藤堅忍(ぎどうけんにん)を演じる。

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 警察が掘り返されたくない事件を洗い直し、真犯人を検挙していく儀藤は、組織から疎まれ、彼の相棒になる者まで出世の道を閉ざされてしまう異色のダークヒーロー。作家・大倉崇裕の同名シリーズを原作に、誰とも群れない儀藤が、相棒を変えながら、闇に葬られた真相をあぶり出すさまを1話完結で描き出す。

 メイン監督の堤幸彦とは、2007年の映画『包帯クラブ』以来、14年ぶりのタッグ。主演俳優として、初めて堤監督と向き合う田中は、「とにかく堤監督からのムチャぶりがすごかった思い出があります」と当時を振り返りながら「今回も楽しみ半分、怖いです」と苦笑。役づくりは、妻からの「あなたは考えながらやると、大したことがないから、感じるままにやった方が絶対いい」という助言に従い、「確かにそうだと思ったので、ヘンに考え込まず、現場で作っていこうかなと思っています。しかも、監督が思う儀藤像と、僕が思う儀藤像と、実際やってみる儀藤像と、実際撮ってみる儀藤像もたぶんバラバラなので、それが早い段階でひとつになったら、とても楽しいんだろうなって。今からワクワクしています!」と意気込む。

 一方の堤監督は、田中について「どこに心があるのか(笑)完全には理解できない、不思議な佇まいがあるんです。監督の負けだと感じるような、打ち崩させない何かがある」といい、当時のムチャぶりも「実はいろいろ試してもらうことで、本当のところを知りたかった」と告白している。

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 さらに、「今回はいよいよ勝負かな、と! この人の存在感の芯の部分に勝ちたいし、今回は“やっぱり田中くんは田中くんだなぁ”と思うような演出はしたくない。《見たことのない姿》やポーズ、仕草も作って流行らせたいです。今のところ予定はないですが、田中くんがどうしてもやりたいと言うなら、モノマネもリクエストしたいと思います(笑)」という堤監督に対し、田中も「もし今回も監督のモノマネ・ムチャぶりで遊べるようなシーンがあるなら、やりますよ(笑)」と準備は万端だ。

 脚本は『20世紀少年』『ジョーカー・ゲーム』などの渡辺雄介。演出は、堤監督のほか、藤原知之(第3話・第4話)、稲留武(第5話)が務める。(編集部・入倉功一)

Huluオリジナル「死神さん」は2021年秋からHuluで配信予定(全6話)

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