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「仮面ライダーゼロワン」高橋文哉&井桁弘恵、信頼し合う二人の絶妙な距離感

高橋文哉&井桁弘恵、「仮面ライダーゼロワン」以来の再共演!恋人役&キスシーンにドキドキ…? TELASAオリジナルドラマ「僕らが殺した、最愛のキミ」インタビュー » 動画の詳細

 特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」(2019~2020)で知られる高橋文哉(20)と井桁弘恵(24)が、TELASAオリジナルドラマ第2弾「僕らが殺した、最愛のキミ」で再共演を果たした。仮面ライダーとして共に戦った高橋と井桁は、本作で恋人役を務めており、劇中ではキスシーンにも挑戦。再共演の心境と共に、本作でさらに縮まったというお互いの距離感について語った。

【動画】「ゼロワン」ぶりの再会!高橋文哉&井桁弘恵にインタビュー

 「僕らが殺した、最愛のキミ」は、人には言えない秘密を持つ小学校時代のクラスメート7人が、閉鎖されたビルを舞台に繰り広げる密室ラブサスペンス。激愛と裏切りが渦巻く極限状態のなか、7人の関係は泥沼化し、やがて血みどろの殺し合いにまで発展する。高橋は明るく陽気な主人公・小林零を、井桁は零の恋人で責任感が強いヒロイン・吉村梨奈を演じている。

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ゼロワン以来の再共演で恋人役「めちゃめちゃ面白いですよね」

仮面ライダーから一気に恋人役へ! - (c)テレビ朝日

 一年前まで「ゼロワン」で飛電或人/仮面ライダーゼロワン、刃唯阿/仮面ライダーバルキリーとして共演していた高橋と井桁。恋人役での再共演について、高橋は「まさかと思いましたね。井桁さんとまたご一緒するというのだけ聞いていたので、役の説明を受けた時に『恋人かい!』ってビックリしました。この二人が恋人同士は、めちゃめちゃ面白いですよね。(『ゼロワン』では)距離がある役同士だったので、台本のト書きに手をつなぐとか書いてあると『井桁さんと手をつなぐのか!』って思ったりしていました」とうれしさを隠せないでいた。

 高橋との再会にテンションが上がったという井桁は、「こんなに早くまた会えるんだと思いました。恋人役だと知った時は、少しドキドキしましたね」と笑顔。「日頃から仲が良かったこともあり、緊張もなく、色々アイデアを出し合えました。大変な撮影だったので、もちろんつらい事もあったのですが、それも全部相談できたので、文哉くんがいたから乗り越えられたというぐらい、彼の存在が大きかったです」と再共演を喜んだ。

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 「ゼロワン」では役柄上、二人だけのシーンが少なかった高橋と井桁。それでもプライベートでは連絡を取り合い、演技について語り合うほどの仲良しっぷりだ。「ライダー時代にお芝居で悩んだ時は、井桁さんにも相談していたので、また違う役で相談しているってすごいなと思いますし、たくさん助けられた部分もあります」と話す高橋は、「待ち時間でお話しすることがこの作品でもたくさんありました。井桁さんのお芝居をあまり直近で見たことなかったので、新たな発見もありましたし、すごく楽しい現場でした」と充実感をにじませた。

台本読んで「えっ!」と声が出た…人生初のキスシーン

抱き合う零と梨奈 - (c)テレビ朝日

 高橋は今回、井桁を相手に人生初のキスシーンに挑戦している。高橋は「台本を頂いて『今回もキスシーンはなしかなぁ』と思っていたところ、キスをすると書いてあって……。思わず『えっ!』と大きな声がでましたね。本当に初めてのことなので、一か月前からデートの予定が決まっているくらい、ソワソワしていました」と述懐。役者として大きな経験となる初キスシーンの相手が井桁だったことについて、「キスするタイミングだったりもそうですし、『ちょっと強すぎますかね』『ちょっと変ですかね』と素直に聞けたので、すごく助かりましたね」と感謝した。

 井桁が演じる梨奈は、面倒見がよく、男女関係なく集団を引っ張る女性だ。「ゼロワン」で演じたクールな女性とはまた違ったタイプで、梨奈の人間らしさの幅をどう広げていくのかが悩みどころだった。「『ゼロワン』で唯阿を1年半演じて感情をあまり出さないことを意識していたのですが、本作の梨奈は状況も状況ですし、もっと辛そうに、もっと悲しそうにという幅の広げ方が難しかったです。密室に閉じ込められるというのも経験したことないので、想像力を膨らませることも大変でした」

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長年一緒に仕事してきたからこその距離感

役者として信頼し合う高橋と井桁

 「ゼロワン」で1年半近く共に過ごし、信頼関係を築き上げてきた高橋と井桁。恋人役を務めたことで、二人の距離感に変化が見られたという。「『ゼロワン』当時の井桁さんは、すごくお姉さん感が強かったんです。4つ年上ということもあり、相談事とかも年上の方への聞き方とか内容だったりしたんですけど、この作品の撮影現場では二人の距離がキュッと縮まった感じがしました。久々の再会はもちろん、同級生の役を務めたこともあり、お芝居のことを相談するときも『井桁さんに聞こう!』とフランクに聞けるようになったのが、すごく大きな変化ですね」(高橋)

 「確かに、二人の距離が縮まった感じはします。長年一緒に仕事してきたからこその距離感なんだなと思いました。文哉くんが(『ゼロワン』で)或人を演じていた頃はお笑い芸人という設定もあり、常に陽気な雰囲気を醸し出したんですけど、今回は、零としてのナチュラルで大人の色気みたいなオーラが見えてすごく新鮮でした」(井桁)

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 役者として信頼し合う高橋と井桁が、互いに探り合いながら演じた零と梨奈。高橋は二人のギャップに注目してほしいと明かし、「仮面ライダー時代から応援してくださった方が全く見たことのない顔をしています。それは井桁さんも同じで、そういった部分を見比べるも面白いですし、『ゼロワン』当時の思い出を掘り返しながら見ていただけると楽しめる内容になっています」とコメント。井桁も「唯阿と或人としては結びつかないくらい、雰囲気が全然違います。刃物を突きつけられた時も、唯阿だったらそのまま素手で応戦できるところを、なんとか抑えながら梨奈を演じているので、また一味違う作品として楽しんでいただければと思います」と笑顔でアピールしていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

TELASAオリジナルドラマ「僕らが殺した、最愛のキミ」(全6話)は9月17日20時~配信スタート(第1話は無料配信)

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