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高橋文哉『ブルーピリオド』ユカちゃん役に喜び 「一言では紹介できない役」

高橋文哉
高橋文哉

 俳優の高橋文哉が2日、都内で行われた実写映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)の公開を記念して行われたライブ配信に出席し、ユカちゃん役でオファーを受けたときの心境やキャラクターの魅力を語った。配信は公式インスタグラムやワーナー公式TikTok、公式YouTubeで配信され、主演の眞栄田郷敦をはじめ板垣李光人桜田ひよりも出演した。

【写真】ライブ配信の様子

 山口つばさの累計発行部数700万部を突破する同名漫画を映画『東京喰種 トーキョーグール』などの萩原健太郎が実写化する本作。空っぽだった高校生・矢口八虎が1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、天才的な画力を持つライバル達や、答えのないアートという壁に苦悩しながらも、国内最難関の美術大学を目指して奮闘していくさまを追う。主人公・矢口八虎を眞栄田郷敦が演じ、高橋は八虎の同級生ユカちゃんこと鮎川龍二を演じる。

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 ユカちゃんは八虎が美術部に入るきっかけを作った人物で、自分の「好き」について葛藤するキャラクター。高橋はユカちゃんについて「この役を一言で紹介することはできない。原作を読まれた方はわかると思いますが、重要人物であり要注意人物である。僕も原作を読んでそう感じました」と印象を述べる。

 また「強さもあるし、自分の良さも自分でわかっているけど、それを気付きたくないっていう思いもあったり、いろんな自分の好きを守るための葛藤もある。そういうものを大切にし、揺れながらも主人公の八虎と腐れ縁のような感じで対峙したり共に手を取り合ったりもする。この作品の中でエッジを効かせている役だと思います」とも分析する。

 高橋は原作を読み、ユカちゃん役をオファーされたことに対して喜びもあったといい、「ユカちゃんという役を任せてくれることに信頼と期待を感じて、それに応えたいと思いました。ユカちゃんという人間をどうやって作ろうか、オファーをいただいた時からずっと考えていました」と撮影前の高ぶる思いも明かした。

 終盤、原作者の山口つばさからの出演者への質問も紹介され、「(眞栄田、高橋、板垣、桜田が演じる)4人のキャラクターの中で誰と友達になりたいか?」との問いに、高橋は「みんなエッジが効きまくっているしな……」と頭を悩ませつつ、「ユカちゃんかな、僕は」とポツリ。「一緒に遊ぶなら森ちゃん。自分が苦しい時は世田介。友達だとユカちゃんかな」と述べ、「面白そうだし、一緒に買い物に行ったら最高そう」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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